2000年〜2017年まで、樹脂インサートは5勝。金属フェースのブレードは12勝。
筆者 「2003年のマイク・ウィアは『ニューポート』のブラックフィッシュでノンインサートブレード。2000年のビジェイ・シンは確か、ダンディパターといった、変わったネックのノンインサートブレードでしたよね?」
筒 「ダンディパターって、懐かしいなぁ〜」
P編 「それでいえば、結局2000年から金属フェースの方が圧倒的に勝利数が多いというわけか。ノンインサートブレードが圧倒的にオーガスタ・ナショナルでは有利と言いたいわけだね?」
筒 「そりゃ、そうでしょう。ボクは以前にスティンプメーター13.5フィートというグリーン対策で、滑らかなコンクリート上でタッチを合わせる練習をしたことがあります。一番タッチを出しやすいのが『ウイルソン8802』という、ノンインサートのL字ブレードでしたね。当日も、13.5フィートのアンジュレーションのきついグリーンは、このパターを選んで大正解でした。繊細なタッチを出すなら、どの強さで打ったか?フィードバックの得やすいものが最適でしょう」
P編 「まぁ、そうなるよね〜。当たり前の答えになっちゃうけど…。形状でいくと、ブレードばかりでマレットは少ないね」
筒 「ダンディパターって、懐かしいなぁ〜」
P編 「それでいえば、結局2000年から金属フェースの方が圧倒的に勝利数が多いというわけか。ノンインサートブレードが圧倒的にオーガスタ・ナショナルでは有利と言いたいわけだね?」
筒 「そりゃ、そうでしょう。ボクは以前にスティンプメーター13.5フィートというグリーン対策で、滑らかなコンクリート上でタッチを合わせる練習をしたことがあります。一番タッチを出しやすいのが『ウイルソン8802』という、ノンインサートのL字ブレードでしたね。当日も、13.5フィートのアンジュレーションのきついグリーンは、このパターを選んで大正解でした。繊細なタッチを出すなら、どの強さで打ったか?フィードバックの得やすいものが最適でしょう」
P編 「まぁ、そうなるよね〜。当たり前の答えになっちゃうけど…。形状でいくと、ブレードばかりでマレットは少ないね」
去年ガルシアが【マレット&樹脂】不利のセオリーを覆す。今年ローズは?マキロイは?
筆者 「はい。去年ガルシアが『スパイダーツアーレッド』で勝ちましたが、その他マレットはアダム・スコットとアンヘル・カブレラがマレット型ですね。その他はブレードが12勝と多く、クランクネックのいわゆるピン型が一番勝利者が多いです。PINGにしろ、スコッティキャメロンにしろ、このノンインサートブレードが一番ですね。L字はすべてミケルソンなので」
筒 「ですね。となると、う〜ん……。長岡さん、マスターズの勝者予想的に、イチオシは誰ですか?ボクはバッバ・ワトソン選手と、ジョーダン・スピース選手がかなり濃厚だと思ってます」
筒 「ですね。となると、う〜ん……。長岡さん、マスターズの勝者予想的に、イチオシは誰ですか?ボクはバッバ・ワトソン選手と、ジョーダン・スピース選手がかなり濃厚だと思ってます」
筆者 「ボクは、タイガーの復活優勝が見たいですが、濃厚なのは去年と2015年に2位に終わっているジャスティン・ローズですね。去年の悔しい思いを爆発させて涙してほしいというか…。でも、マレット使いなんだよなぁ…。マキロイもパターをブレードに替えているので、期待できると思います。キャリアグランドスラムを彼が達成して咆哮する姿も絵になるでしょうね。ミケルソンの最年長優勝も見たいですが、彼はもう3勝していますし、やっぱり歓喜の咆哮や涙の瞬間を18番グリーンで見たいです」
P編 「いや、やっぱりタイガーだよ。地球上のゴルファーのうち、9割はタイガーの復活優勝を見たいはずだよ。多分、ゴルファーではない一般人もタイガーの復活とメジャー15勝目を見た瞬間に、かなりの人がゴルフを始めると思う。オーガスタ・ナショナルの現場だけじゃなく、画面を通しても観るものすべてを興奮の坩堝にするのは、タイガーしかいない」
筒&筆者 「同感です!現地からの情報が入りしだい、またマスターズのギアを掘り下げましょう!」
Text/Mikiro Nagaoka
P編 「いや、やっぱりタイガーだよ。地球上のゴルファーのうち、9割はタイガーの復活優勝を見たいはずだよ。多分、ゴルファーではない一般人もタイガーの復活とメジャー15勝目を見た瞬間に、かなりの人がゴルフを始めると思う。オーガスタ・ナショナルの現場だけじゃなく、画面を通しても観るものすべてを興奮の坩堝にするのは、タイガーしかいない」
筒&筆者 「同感です!現地からの情報が入りしだい、またマスターズのギアを掘り下げましょう!」
Text/Mikiro Nagaoka