スライド式ウェイトはマスターズ未勝利。テーラー『M3』 は歴史を作るか?
タイガー復活への期待で、大注目のマスターズ。テーラーメイドと契約後、初となるオーガスタ・ナショナルを迎えます。ところで、テーラーメイドのドライバーってマスターズとの相性が……。
配信日時:2018年4月5日 06時36分
「ドライバーで言えば、PING『G400MAX』が来そう」(筒)
筒 「ここ数年の傾向から言えば、460ccのドライバーが強いですよね。そして、長岡さんがご指摘のとおり、スライド式ウェイトのモデルはありません。この感じから推測するに、ライバルはたくさんありますが、ボクはPING『G400MAX』に注目していますね。超飛ばし屋のトニー・フィナウ選手ほか、使用者が増えているはずですから。もちろん、ワトソン選手の『G400 LST』も、使用者が多いのでPING勢は強いですよ。曲がらないのでティショットにアドバンテージがあります」
P編 「確かに、『G400LST』ユーザーの私からすれば、このヘッドの効果は可能性を感じるね。ティショットに不安がないもん。しかも、『G400MAX』は最大サイズになったのにつかまるし」
P編 「確かに、『G400LST』ユーザーの私からすれば、このヘッドの効果は可能性を感じるね。ティショットに不安がないもん。しかも、『G400MAX』は最大サイズになったのにつかまるし」
筒 「あと、キャロウェイ『ROGUE Sub Zero』 に替わったセルヒオ・ガルシア選手も。去年までの『EPIC Sub Zero』よりもつかまりが増していますから、マスターズでは使いやすくなっているはずです。もちろん、ミケルソン選手が4勝目を狙っていることもありますし、ザンダー・シャウフェレ選手もテーラーメイドからキャロウェイに移籍して、そろそろ道具に慣れた頃かと」
筆者 「確かに、『ROGUE Sub Zero』は、『EPIC Sub Zero』よりつかまるよなぁ…。平田さんもシャウフェレ推しだし…。でも、なんといっても優勝候補筆頭はジャスティン・トーマスじゃないんですか?」
筆者 「確かに、『ROGUE Sub Zero』は、『EPIC Sub Zero』よりつかまるよなぁ…。平田さんもシャウフェレ推しだし…。でも、なんといっても優勝候補筆頭はジャスティン・トーマスじゃないんですか?」
筒 「普通に考えれば、そういう予想になるでしょうね。トーマス選手は昨年から『917D4』⇒『917D3』⇒『917D2』になって、成績も上がってますからね。そろそろ、タイトリストとPINGが来そうという感じは確かにあります」
P編 「いやいや、ドライバーというよりも、ボールが『プロV1』か『プロV1x』だからマスターズでは強いんだよ。だって、PINGの選手もほとんどがタイトリストのボールを使うじゃない。結局ショートゲームでの性能が効いてくるのがマスターズなんだと思うけどなぁ」
筆者 「確かに…」
P編 「いやいや、ドライバーというよりも、ボールが『プロV1』か『プロV1x』だからマスターズでは強いんだよ。だって、PINGの選手もほとんどがタイトリストのボールを使うじゃない。結局ショートゲームでの性能が効いてくるのがマスターズなんだと思うけどなぁ」
筆者 「確かに…」
「天候とグリーン周りが気になります」(筒)
筆者 「ところで筒さん。なぜ、さっきロブウェッジの指摘をしたんですか?ドライバーの話しをしてたのに…」
筒 「昨日、平田さんが言ってた天候ですよ。元々、ジョージア州は乾燥して雨の少ない地域で、今年は特に全然雨が降ってないと言ってましたよね?だから、かなりフェアウェイもグリーンも乾いて固くなるんじゃないか?と。それを聞いてすぐに、ロブウェッジの存在が気になりました。
厳密に言えば、単純なロフトだけじゃなくて、バンスへの対応などいろいろありますが、とにかくオーガスタの起伏のある速いグリーンで、下が固いとなれば、ロブウェッジがなければ苦労するはずなので。でも、雨が降ればいろいろ当日にベストなセッティングは変わるので、あくまでもこれは暫定でしょうが、みんなロブウェッジが入るので安心ですね」
筆者 「現地の高桑記者によると、今朝雨が降って、少しグリーンふくめて止まる感じにはなったそうですよ。宮里優作が今日は飛距離も出なかったと言っていたそうです」
筒 「なるほど。それならまた話しは変わりますね。これから乾いていくでしょうが、フェアウェイが柔らかくてグリーンが止まるなら、飛ばし屋は有利です。テーラーの契約プロが初日爆発する可能性も秘めていますね」
筆者 「高桑記者も、初日の出足にかなり注目しているみたいです。スライド式ウェイトの『M3』ユーザーがどうなるのかも含めて、初日からしっかり見ないとね…」
Text/Mikiro Nagaoka
筒 「昨日、平田さんが言ってた天候ですよ。元々、ジョージア州は乾燥して雨の少ない地域で、今年は特に全然雨が降ってないと言ってましたよね?だから、かなりフェアウェイもグリーンも乾いて固くなるんじゃないか?と。それを聞いてすぐに、ロブウェッジの存在が気になりました。
厳密に言えば、単純なロフトだけじゃなくて、バンスへの対応などいろいろありますが、とにかくオーガスタの起伏のある速いグリーンで、下が固いとなれば、ロブウェッジがなければ苦労するはずなので。でも、雨が降ればいろいろ当日にベストなセッティングは変わるので、あくまでもこれは暫定でしょうが、みんなロブウェッジが入るので安心ですね」
筆者 「現地の高桑記者によると、今朝雨が降って、少しグリーンふくめて止まる感じにはなったそうですよ。宮里優作が今日は飛距離も出なかったと言っていたそうです」
筒 「なるほど。それならまた話しは変わりますね。これから乾いていくでしょうが、フェアウェイが柔らかくてグリーンが止まるなら、飛ばし屋は有利です。テーラーの契約プロが初日爆発する可能性も秘めていますね」
筆者 「高桑記者も、初日の出足にかなり注目しているみたいです。スライド式ウェイトの『M3』ユーザーがどうなるのかも含めて、初日からしっかり見ないとね…」
Text/Mikiro Nagaoka