「同じショットを続けるだけのリードは強い」(筒)
筆者 「最終日は、マキロイが不発だったものの、スピースとファウラーが攻めダルマと化し、最後までリードを猛追しましたね。リードもプレッシャーがあったのか、前日に78%だったパーオン率が56%にまで低下。フェアウェイキープ率も79%から57%に悪化しましたが、パッティングだけは4日感安定していましたね」
筒 「いやぁ〜、フィーリング派のちょいデブはプレッシャーに強いとは予想しましたが、見事なプレーでした。あれだけグリーン上の勝負で安定していれば、多少のショットの乱れはカバーできますよね。でも、乱れたという程のものもありません。スピースとファウラーの派手なプレーであれだけあちこちで大観衆が湧いたのに、結局大きなミスが出ず、自分のプレーを貫いてすべてのプレーが安定していた見事な勝利だと言えますよね」
筒 「いやぁ〜、フィーリング派のちょいデブはプレッシャーに強いとは予想しましたが、見事なプレーでした。あれだけグリーン上の勝負で安定していれば、多少のショットの乱れはカバーできますよね。でも、乱れたという程のものもありません。スピースとファウラーの派手なプレーであれだけあちこちで大観衆が湧いたのに、結局大きなミスが出ず、自分のプレーを貫いてすべてのプレーが安定していた見事な勝利だと言えますよね」
筆者 「なんか、アイアンが全部同じ打ち方ですよね。振り切らないというか、コンパクトで縦振りというか、フィニッシュが小さくいつも同じ位置に見えました。強振しているシーンは連日ロングで2オンを狙う13番や15番のセカンドくらいでした。それ以外は100%に近いようなショットはウッドでもほとんど見なかったですね。柔らかいショットばかりでした」
筒 「いいとこ見てますね。そう、動きが柔らかい縦振りの選手はショットが曲がりませんし、プレッシャーにも強いんです。リード選手はインテンショナルなショットはほとんど無かったというか、必要が無かったでしょう。フェアウェイを外しても林の中に入るシーンもほぼ皆無。だから、得意の柔らかい同じショットをやり続けるだけで良かったんですよ。ピンチに陥る回数が少ないので、流れが切れることなく完走することが出来ましたね」
筆者 「そうですね。見ている方としては、スピースやファウラーのような派手でパワフルかつスピーディーな選手の方が面白いですが…。大谷翔平もいま全米で熱狂していますが、プレーの“華”という意味では、ちょっと面白みには欠けました…」
筒 「いいとこ見てますね。そう、動きが柔らかい縦振りの選手はショットが曲がりませんし、プレッシャーにも強いんです。リード選手はインテンショナルなショットはほとんど無かったというか、必要が無かったでしょう。フェアウェイを外しても林の中に入るシーンもほぼ皆無。だから、得意の柔らかい同じショットをやり続けるだけで良かったんですよ。ピンチに陥る回数が少ないので、流れが切れることなく完走することが出来ましたね」
筆者 「そうですね。見ている方としては、スピースやファウラーのような派手でパワフルかつスピーディーな選手の方が面白いですが…。大谷翔平もいま全米で熱狂していますが、プレーの“華”という意味では、ちょっと面白みには欠けました…」
リードの契約はナイキアパレルのみ。クラブ契約はフリー
筒 「まぁ、それは仕方がないですが、リード選手は玄人好みの選手ですよ。派手な部分はなくていいんです。いいスコアで回ったものが勝つのがストロークプレーですから」
筆者 「筒さん、でもリードのギアはけっこうやってることは派手ですよね。去年の全米オープンを制したブルックス・ケプカに続き、契約に縛られずに好きなクラブを使っての優勝です。リードは長くキャロウェイと契約してましたが、今年の頭にナイキアパレルと契約をしましたが、クラブ契約自体は更新しませんでした」
筒 「でも、アイアンはそのままキャロウェイを使ってるんですよね?4Iが『X Forged』の2013年モデル、5I〜PWが『MB1』というモデルのようですが、日本で展開のあった2015年の『APEX MB』や2011年の『RAZR X MB』にバックフェースがよく似ていますね。いずれにせよ、使い慣れたキャロウェイの古いアイアンだからこその、あのボールコントロールという可能性もありますよね」
筆者 「筒さん、でもリードのギアはけっこうやってることは派手ですよね。去年の全米オープンを制したブルックス・ケプカに続き、契約に縛られずに好きなクラブを使っての優勝です。リードは長くキャロウェイと契約してましたが、今年の頭にナイキアパレルと契約をしましたが、クラブ契約自体は更新しませんでした」
筒 「でも、アイアンはそのままキャロウェイを使ってるんですよね?4Iが『X Forged』の2013年モデル、5I〜PWが『MB1』というモデルのようですが、日本で展開のあった2015年の『APEX MB』や2011年の『RAZR X MB』にバックフェースがよく似ていますね。いずれにせよ、使い慣れたキャロウェイの古いアイアンだからこその、あのボールコントロールという可能性もありますよね」