ロマン派ゴルフ作家が斬る!キャロウェイ『ローグスター』ドライバーは誰にやさしいのか?
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、人気ギアの噂について、独自の視点で専門家たちに疑問をぶつけて解消するレポートをお届けします!初回はキャロウェイ『ローグスター』ドライバーです。
配信日時:2018年5月8日 10時08分
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キャロウェイ『ローグスター』ドライバーの特徴とは?
ロマン派ゴルフ作家の篠原嗣典です。
コースにゴルフギアを持ち込んで、実際にラウンドしながらインプレッション記事を書いていますが、時々、自分の試打結果やレポートが不安になることがあります。今回ピックアップする『ローグスター』ドライバーにも、改めて確認してみたいことがあるのです。
2018年2月23日に、キャロウェイゴルフは『ローグ スター ドライバー』を発売しました。2017年、世界中で最も売れたドライバーの『EPIC』シリーズはアスリートゴルファー向けでした。より易しく、どんなゴルファーにでも使ってもらえる新ブランドが『ローグ』という位置付けになります。
フェースの裏側のクラウンとソールを繋ぐ2本の柱が、最適なフェースたわみを生み出して、初速をアップさせるという“JAILBREAK”というテクノロジーは、『EPIC』より引き継がれて、更に進化したと言われています。ボール初速が計れる計測器で比較すれば、他メーカーのドライバーより高い初速の数値が出るのも『EPIC』から引き継いだ『ローグ』の最大の特徴です。
コースにゴルフギアを持ち込んで、実際にラウンドしながらインプレッション記事を書いていますが、時々、自分の試打結果やレポートが不安になることがあります。今回ピックアップする『ローグスター』ドライバーにも、改めて確認してみたいことがあるのです。
2018年2月23日に、キャロウェイゴルフは『ローグ スター ドライバー』を発売しました。2017年、世界中で最も売れたドライバーの『EPIC』シリーズはアスリートゴルファー向けでした。より易しく、どんなゴルファーにでも使ってもらえる新ブランドが『ローグ』という位置付けになります。
フェースの裏側のクラウンとソールを繋ぐ2本の柱が、最適なフェースたわみを生み出して、初速をアップさせるという“JAILBREAK”というテクノロジーは、『EPIC』より引き継がれて、更に進化したと言われています。ボール初速が計れる計測器で比較すれば、他メーカーのドライバーより高い初速の数値が出るのも『EPIC』から引き継いだ『ローグ』の最大の特徴です。
HS40m/sの貧打でも、ドローを打つとすごく飛んだ
試打した『ローグスター』ドライバーは、ロフト10.5度、純正シャフト:FUBUKI for CW 40 のSフレックスです。細部までこだわったソールデザインもクラウンの見え方なども含めて、カッコイイというのが第一印象でした。
アドレス時に見えるシェイプは大きく見えて、実際にボールはかなりの高弾道になります。飛距離が出るドライバーだと一発目から断言できました。ハイドローの棒球、キャリー210ヤード、ランが20ヤード。ヘッドスピード40m/sの僕だと十分すぎる飛距離です。
結局、2ラウンドを『ローグスター』ドライバーでプレーしました。
易しいドライバーは、包容力に溢れる異性のようなものです。多少のワガママは受け入れて、甘えさせてくれるというイメージです。『ローグスター』ドライバーは、そういう易しさを感じさせます。少しのミスヒットなら他の人に気付かれないぐらいにボールは飛んでくれました。『GBB EPIC』シリーズドライバーと比較しても、平均飛距離は『ローグスター』ドライバーのほうが上回りました。
とはいえ、本当に気持ち良く機能するベストショットは、構えたときに感じさせるやや右に打ち出したボールがドローで戻ってくる弾道のときだけでした。自分のことをわかってくれる異性とだけに通じ合うシンパシーのようなものがあるクラブは、玄人好みというようなボカした表現をするものですけど、『ローグスター』ドライバーは単に易しいだけではなく、自分とだけわかり合えるという感覚があってディープにゴルファーを楽しませてくれると感じて、好感触でした。
アドレス時に見えるシェイプは大きく見えて、実際にボールはかなりの高弾道になります。飛距離が出るドライバーだと一発目から断言できました。ハイドローの棒球、キャリー210ヤード、ランが20ヤード。ヘッドスピード40m/sの僕だと十分すぎる飛距離です。
結局、2ラウンドを『ローグスター』ドライバーでプレーしました。
易しいドライバーは、包容力に溢れる異性のようなものです。多少のワガママは受け入れて、甘えさせてくれるというイメージです。『ローグスター』ドライバーは、そういう易しさを感じさせます。少しのミスヒットなら他の人に気付かれないぐらいにボールは飛んでくれました。『GBB EPIC』シリーズドライバーと比較しても、平均飛距離は『ローグスター』ドライバーのほうが上回りました。
とはいえ、本当に気持ち良く機能するベストショットは、構えたときに感じさせるやや右に打ち出したボールがドローで戻ってくる弾道のときだけでした。自分のことをわかってくれる異性とだけに通じ合うシンパシーのようなものがあるクラブは、玄人好みというようなボカした表現をするものですけど、『ローグスター』ドライバーは単に易しいだけではなく、自分とだけわかり合えるという感覚があってディープにゴルファーを楽しませてくれると感じて、好感触でした。
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⇒マーク金井さんに見解を求めたロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』