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グースでスピン! 低止め可能の単品ウェッジが再び!

グースでスピン! 低止め可能の単品ウェッジが再び!

高額なゴルフクラブ、購入ミスだけは避けたいもの。だからこそ、今まさに買おうとしているそこのアナタ、ちょっと待って! ALBA.netギア担当が知り得た特ネタを中心に、超マニアックでDEEPな耳寄り情報をお届け。購入する前にちょっと見て、絶対に損はさせません!

配信日時:2017年5月5日 00時51分

最新ウェッジの顔を並べました。共通点は何でしょう?モデルも分かりますか?
最新ウェッジの顔を並べました。共通点は何でしょう?モデルも分かりますか?

やさしいちょいグースがウェッジが再び流行る!?

上の画像を見て、共通点はお分かりですよね。ほぼ最新作のウェッジたちで、グースネック、いわゆるオフセットが共通点なのです。

一番左のものが最もグース度が大きく、一番右のものは、ネックはくびれていても、フェースはさほどオフセットではない。でも、ひと頃タイトリストボーケイそっくりなウェッジが市場に溢れかえっていたころを考えると、多様性が出てきたと感じる。

また、最新モデルではないものの、小平智プロがオフのジャンボ邸での練習でジャンボさんと同じ『スタジオウェッジM425』を贈られ、使用しているのは既報のとおり。

特長はもちろん、ジャンボさんが長年愛用してきた“丸型グースネック”。そして、ブリヂストンが男子ツアーの開幕戦から選手に供給する『ツアーB XW-2ウェッジ』も、丸型グースネックを追加。日本の高麗芝のフェアウェイで特に打ちやすいとされるこのカタチがやにわに見直されそうな気配が漂っています。

 自身もさまざまなウェッジ開発を手掛けてきたたマーク金井さんはこう言ってます。

「ジャンボさんが全盛期の頃は、男子ツアープロのほとんどがカーボンシャフト装着の丸型グースネックだったよね。これがいつの間にかスチールシャフトに戻り、ティアドロップの出っ刃からストレートにトレンドが変わった。でも、ウェッジほど技術が問われるクラブはないし、こういったトレンドというのは必ず揺り戻しがあるものなんだよ。だから、いつ丸型グースサンドが見直されてもおかしくないと思うね」

 そう、そうなんですよ。ボーケイが売れるからって、みんなボーケイ顔にするのって、おかしいですよね。

答え合わせはこうなります

左から『スタジオウェッジM425』、『ツアーB XW-2』、『DJ-33』、『SURE OUT』

左から『スタジオウェッジM425』、『ツアーB XW-2』、『DJ-33』、『SURE OUT』

さっきの画像の答え合わせは、こうなります。左から、マスダゴルフの『スタジオウェッジM425』、ブリヂストンの『TOUR B XW-2』、フォーティーンの『DJ-33』、キャロウェイ『SURE OUT』ウェッジでした。

キャロウェイまでもが、こういったやさしい単品ウェッジを出してくるというのが意外なところ。また、画像には載せていないものの、タイトリストも日本人好みのちょいくびれネックの『ボーケイデザインフォージドウェッジ』が値上げしたにもかかわらず好評だとか。

また、ウェッジの老舗・フォーティーンも『DJ-33』でややグースネックのほどよくやさしいモデルが好調。これらは丸型ではないですが、ややネックがくびれたカタチが魅力的です。

こう言うと、アイアンセットのセットウェッジを使っている人から「我々もグースネックのウェッジを使っているし、珍しくない!」との声が聞こえてきそうですが、今回取り上げたのは全てスピンがかかりやすい単品ウェッジなんですよね。

これまで、あまり単品ウェッジで“グースネック”が選べなかっただけに、選択肢が増えたことには大歓迎。私の場合、いろいろできる顔よりも、低く出してスピンもかかった球が打ちやすそうなグース顔だと、やることがシンプルな気がして、ミスが減りそうな気がしています。

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