テーラーメイド『M4』ドライバー、【ツイストフェース】以外の面白さを知ろう!
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします! 自の視点で専門家たちに疑問をぶつけて解消するレポートをお届けします!今回はテーラーメイド『M4』ドライバー。
配信日時:2018年5月18日 11時20分
「『M4』はすごく重心距離が長いクラブ」(マーク金井)
『M4』ドライバーについて、日本で一番信頼されていると言っても過言ではないクラブアナリストのマーク金井さんに電話して聞いてみました。
「まず、ロマン派ゴルフ作家みたいに推理ゲーム風に考えるなら、どうして『M1』『M2』ではなくて『M3』『M4』になったのか? ということなんだよ。『1+2=3』これだよ、コレ!」
ドキッとしました。マーク金井さんらしい表現でわかりやすいです。『M1』と『M2』を足したものが、『M3』だというわけです。同感でした。『2代目M2』ドライバーの特性はそのままに、『M1』ドライバーの調整機能を進化させて搭載したのが『M3』だと思っていたからです。
「それで『M4』ドライバーは…… 全く違うもの。科学的に検証すれば、ハッキリわかるよ。今までの『M2』ドライバーよりも、重心距離が長いのが『M4』ドライバーの最大の特徴!『M3』ドライバーと比較して6mmも重心距離が長いので、同じ感覚で打てるわけがない。ツアープロの使用率が伸びないのは、それが原因!」
納得しました。一昔前までは、重心距離が長いことが最新だった時代がありましたが、近年は逆に重心距離は短くなっていました。時代は繰り返すのでしょうか?それは別の機会に聞こうと我慢しました。
「重心距離が長い『M4』ドライバーは、やや右に行きやすい傾向がある代わりに、慣性モーメントが上がるのでミスヒットには強くなる。引っかけが怖いゴルファーは、安心して気持ち良く振れます!特徴を知った上で使えば、『M4』ドライバーが武器になるゴルファーはたくさんいるはずなんだよ!」
マーク金井さんは、今回、いつにも増して断言してくれました。『M4』ドライバーの秘密は、重心距離の長さで、それは特徴としてわかる人にはわかっているから秘密という程のものでもない、ということでした。マーク金井さんはゴルフクラブ界の科学者ですので、メガトン級の説得力がありました。
「まず、ロマン派ゴルフ作家みたいに推理ゲーム風に考えるなら、どうして『M1』『M2』ではなくて『M3』『M4』になったのか? ということなんだよ。『1+2=3』これだよ、コレ!」
ドキッとしました。マーク金井さんらしい表現でわかりやすいです。『M1』と『M2』を足したものが、『M3』だというわけです。同感でした。『2代目M2』ドライバーの特性はそのままに、『M1』ドライバーの調整機能を進化させて搭載したのが『M3』だと思っていたからです。
「それで『M4』ドライバーは…… 全く違うもの。科学的に検証すれば、ハッキリわかるよ。今までの『M2』ドライバーよりも、重心距離が長いのが『M4』ドライバーの最大の特徴!『M3』ドライバーと比較して6mmも重心距離が長いので、同じ感覚で打てるわけがない。ツアープロの使用率が伸びないのは、それが原因!」
納得しました。一昔前までは、重心距離が長いことが最新だった時代がありましたが、近年は逆に重心距離は短くなっていました。時代は繰り返すのでしょうか?それは別の機会に聞こうと我慢しました。
「重心距離が長い『M4』ドライバーは、やや右に行きやすい傾向がある代わりに、慣性モーメントが上がるのでミスヒットには強くなる。引っかけが怖いゴルファーは、安心して気持ち良く振れます!特徴を知った上で使えば、『M4』ドライバーが武器になるゴルファーはたくさんいるはずなんだよ!」
マーク金井さんは、今回、いつにも増して断言してくれました。『M4』ドライバーの秘密は、重心距離の長さで、それは特徴としてわかる人にはわかっているから秘密という程のものでもない、ということでした。マーク金井さんはゴルフクラブ界の科学者ですので、メガトン級の説得力がありました。
「『M4』はストレート顔で、新しい世代の予告編」(GP藤川)
続いて、ゴルフギアの知識の深さと実際に売り場でゴルファーに接することで最新の市場動向も肌で知っているゴルフパートナー・銀座ナイン店のカリスマ店長・藤川清幸さんにいつもどおり聞いてみました。
「『M4』ドライバーの第一印象は、流行しているドライバーとは違って【ストレートだなぁ】でした。ヘッドのヒール側にボリュームがあり、ヘッドのクラウンや後方の膨らみを増すことでドローを打ちやすくなっている感じのものが主流になのに、『M4』はそれらが無理なくフェースの中央にストレートに作られていますからね。実際に打ってみて、ニュートラルで、初めて打つような感覚でした。飛距離や方向性などの結果はちゃんと出るのですけど、そこに今までに経験しているテクノロジーを感じないんですよ」
予め【ツイストフェース以外で『M4 ドライバー』のオススメなポイントを聞きたい】、と伝えてあったので、第一印象の話から藤川さんは全開で話してくれました。僕が【敏感に反応する】と感じた印象を藤川さんはニュートラルだと表現してくれました。二人で詳細について確認し合って、「わかります」と連呼してしまいました。
「歴代のMシリーズは、初代M2⇒2代目M1、2代目M2⇒M3、が後継機種になると説明しています。つまり、『M4』ドライバーは次の世代への予告編のようなドライバーだと思うんです」
実際の売り場では、『M3』と『M4』は少しだけ前者が勝っているだけで、ほぼ互角に売れているそうです。藤川さんに教えられるまで、『M3』ドライバーが圧倒的に売れているような印象を持っていたので驚きました。藤川さんと予定時間を越えて、色々と深い話をしました。二人とも、『M4』ドライバーが好きで、このドライバーが新しい流れを作る可能性を感じていることも確認したのです。
「テーラーメイドの予告編のようなドライバー」と言われたら、打ってみたくなるのがゴルファーというものです。まだ、打っていないゴルファーは試してみても損はありません。
「『M4』ドライバーの第一印象は、流行しているドライバーとは違って【ストレートだなぁ】でした。ヘッドのヒール側にボリュームがあり、ヘッドのクラウンや後方の膨らみを増すことでドローを打ちやすくなっている感じのものが主流になのに、『M4』はそれらが無理なくフェースの中央にストレートに作られていますからね。実際に打ってみて、ニュートラルで、初めて打つような感覚でした。飛距離や方向性などの結果はちゃんと出るのですけど、そこに今までに経験しているテクノロジーを感じないんですよ」
予め【ツイストフェース以外で『M4 ドライバー』のオススメなポイントを聞きたい】、と伝えてあったので、第一印象の話から藤川さんは全開で話してくれました。僕が【敏感に反応する】と感じた印象を藤川さんはニュートラルだと表現してくれました。二人で詳細について確認し合って、「わかります」と連呼してしまいました。
「歴代のMシリーズは、初代M2⇒2代目M1、2代目M2⇒M3、が後継機種になると説明しています。つまり、『M4』ドライバーは次の世代への予告編のようなドライバーだと思うんです」
実際の売り場では、『M3』と『M4』は少しだけ前者が勝っているだけで、ほぼ互角に売れているそうです。藤川さんに教えられるまで、『M3』ドライバーが圧倒的に売れているような印象を持っていたので驚きました。藤川さんと予定時間を越えて、色々と深い話をしました。二人とも、『M4』ドライバーが好きで、このドライバーが新しい流れを作る可能性を感じていることも確認したのです。
「テーラーメイドの予告編のようなドライバー」と言われたら、打ってみたくなるのがゴルファーというものです。まだ、打っていないゴルファーは試してみても損はありません。
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