トレンドに逆行した? VG3スプーンの存在意義
ロマン派ゴルフ作家の篠原です。
直近で『TS2』『TS3』のFWがPGAツアーにツアー投入されたそうですが、コースに『VG3フェアウェイメタル』を持ち込んで、実際にラウンドしてみました。試打したのは、ロフト15度、純正シャフト「VGF」のフレックスS。ヘッドスピード40m/秒の貧打の僕でも、ボールは高く上がり、飛距離も出て気持ちよく打てました。
最大の特徴は大きなシェイプで見た目に安心感があることです。でも、ボールをとらえにいく挙動がほとんどありません。余計な動きをしないわけでして、単純に書くと左に行きにくいのです。引っかけやチーピンで悩んでいる人には心強いだろうと感じます。
面白かったのは、ティアップして使ったときにボールの上がりを心配しましたが、その心配は無駄になったこと。ティアップしたほうが、地面から打つよりもちょうど良い高さの強いボールが出て飛距離も十分です。
もう一つ、好みの部分で気になったのが打音。高音で響気が良い短音が流行だと感じますが、『VG3フェアウェイメタル』は、やや低めの音であまり響かない感じ。20世紀末の日本国内では、こういう抑えた音が最高と言われていたことを思い出します。この音だけで少し懐かしい気持ちになりました。
直近で『TS2』『TS3』のFWがPGAツアーにツアー投入されたそうですが、コースに『VG3フェアウェイメタル』を持ち込んで、実際にラウンドしてみました。試打したのは、ロフト15度、純正シャフト「VGF」のフレックスS。ヘッドスピード40m/秒の貧打の僕でも、ボールは高く上がり、飛距離も出て気持ちよく打てました。
最大の特徴は大きなシェイプで見た目に安心感があることです。でも、ボールをとらえにいく挙動がほとんどありません。余計な動きをしないわけでして、単純に書くと左に行きにくいのです。引っかけやチーピンで悩んでいる人には心強いだろうと感じます。
面白かったのは、ティアップして使ったときにボールの上がりを心配しましたが、その心配は無駄になったこと。ティアップしたほうが、地面から打つよりもちょうど良い高さの強いボールが出て飛距離も十分です。
もう一つ、好みの部分で気になったのが打音。高音で響気が良い短音が流行だと感じますが、『VG3フェアウェイメタル』は、やや低めの音であまり響かない感じ。20世紀末の日本国内では、こういう抑えた音が最高と言われていたことを思い出します。この音だけで少し懐かしい気持ちになりました。
【FWは感性で選ぶクラブ】が僕の持論
2017年12月22日にタイトリストは『VG3 フェアウェイメタル』を発売し、約半年が経過。他の主要なメーカーのスプーンは、テーラーメイド『M3』やプロギア『Q』のように小ぶりなものが増えてきて、今風なトレンドだと感じます。その中で「ラージサイズ・フェアウェイメタル」と説明される大きなヘッドの『VG3 フェアウェイメタル』はかなり興味深い存在です。
自分に合うFWと巡り会えないままゴルフ人生を終える人もたくさんいます。「FWが苦手」と嘆く人の大半は、それに当てはまるような気がします。時代に逆行する形状を売りにした?『VG3 フェアウェイメタル』が合っている人がいるかもしれません。
僕の持論としては、【FWは感性で選ぶクラブ】だということ。大きなシェイプの『VG3 フェアウェイメタル』のスプーンを題材に、大型FWの可能性や使い方などを探求したいと思います。
自分に合うFWと巡り会えないままゴルフ人生を終える人もたくさんいます。「FWが苦手」と嘆く人の大半は、それに当てはまるような気がします。時代に逆行する形状を売りにした?『VG3 フェアウェイメタル』が合っている人がいるかもしれません。
僕の持論としては、【FWは感性で選ぶクラブ】だということ。大きなシェイプの『VG3 フェアウェイメタル』のスプーンを題材に、大型FWの可能性や使い方などを探求したいと思います。