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最新アイアンは重心の高さで選ぼう

最新アイアンは重心の高さで選ぼう

高機能モデルが続々と出ているアイアン市場。モデル数が多いだけに、選ぶのに苦労するカテゴリだ。ただ、プレー回数の多いこの時期はゴルファーの体の動きもよく、ワンランク上のアイアンを試してみるのもアリだ。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年7月6日 22時00分

アイアンスイングのインパクトにかけて、緩やかに入る人は低重心モデルを、鋭角に入る人は高重心モデルを選ぼう
アイアンスイングのインパクトにかけて、緩やかに入る人は低重心モデルを、鋭角に入る人は高重心モデルを選ぼう

クラブの性能面で重要なのは、飛距離、寛容性、操作性の3つのバランスだが、アイアンではもう一つ注目したいポイントがある。それはクラブの重心と入射角のマッチングだ。ダウンブローに打つ人はボールがフェース面の上側に当たるので、アイアンは高重心のものがいい。レベルブローに打つ人はフェースの下側に当たるので低重心のものが合う、というわけだ。これがズレると適正な高さや飛距離を打つことができない。つまりアイアンにおいて大事なタテの距離感がバラつくことになる。
 
ゴルファーのスイングのクセは簡単には変えられないので、まずは自分にスイングの入射角を知り(今はゴルフショップなどのスイング解析器で比較的簡単に知ることができる)、自分のスイングタイプに合ったアイアンを選ぶことが重要だ。
 
ダウンブローの人はアイアン選びの際、高重心のものだけでなく、重心の深さは浅いもの、クラブ重量は重め、クラブの長さは短め、ロフト角は多め、シャフトは硬め、いわゆるアスリート系モデルのアイアンがいいだろう。主なモデルとしては、テーラーメイド P7MCアイアン、ピン i230アイアン、スリクソン ZX7 MkⅡアイアンなどだろう。
 
一方、レベルブローの人は低重心のものだけでなく、重心の深さは深いもの、クラブ重量は軽め、クラブの長さは長め、ロフト角は少なめ、シャフトは柔らかめのものを選ぶといい。主なモデルとしては、キャロウェイ パラダイムXアイアン、ピン G430アイアン、タイトリスト T400アイアン、ヤマハ インプレスドライブスターアイアンなどである。

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