シン貧打爆裂レポート『TOUR B X ボール』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2024年2月8日 08時00分
注目ポイント
ブリヂストンスポーツは、『TOUR B X ボール』を2024年2月9日に発売します。
『TOUR B X ボール』は、ブリヂストンスポーツのゴルフボールのフラッグシップモデルで、2022年に発売された前モデルから2年サイクルのモデルチェンジです。
『TOUR B X ボール』のコピーは、“「B」を信じろ。”と“タイガーと極めた、2つの「B」。”になります。これは姉妹ボールの『TOUR B XS ボール』と共通です。
タイガー・ウッズを全面に押し出してのプロモーションは、開発段階からタイガーからの提案に応えていく形で作られたボールだということをベースにしています。その際の合言葉は、「ディープ感」だったそうです。タイガーが求めたのは、フェースに長く乗り、打音も軟らかい、という感覚で、それを「ディープ感」と表現しているとのこと。
タイガーは、『TOUR B XS ボール』を愛用していましたが、2023年からは『TOUR B X ボール』も使用してトーナメントに出場しました。新しい『TOUR B』のボールも、トーナメント会場などの条件を考慮しながら『TOUR B X ボール』と『TOUR B XS ボール』を使い分けるそうです。
新しい『TOUR B X ボール』の注目ポイントは、フルショットでの高初速を生むスピードとアプローチで「ディープ感」を追及した高スピンの「スピード&スピンコントロール テクノロジー」です。
ウレタンカバーに新たな制音・衝撃吸収剤を加えることで進化した「リアクティブiQ・ウレタンカバー」になりました。強い弾道と飛距離を生むためのインナーカバーも進化させたのが「ハイスピード・インナーカバー」です。それらの新しいテクノロジーと「スリップレス・バイトコーティング」との相乗効果で耐久性も更にアップしたそうです。
僕はエースボールとして2年間、『TOUR B X ボール』を使用してきました。試打のときに、ボールが変われば、結果も変わってしまうので、徹底してこだわった末の決断です。
だからこそ、より厳しく新しい『TOUR B X ボール』をチェックする必要があります。
ツアーボールとしての欠陥がない基本性能の高さが『TOUR B X ボール』の特徴で、飛距離性能、スピン性能、感触、個体差のなさ、耐久性。全てが最高レベルであることが宿命のボールです。
試打した日は、曇りで、気温は4℃~5℃。微風。グリーンは10フィートの速さでした。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』