シン貧打爆裂レポート『PARADYM Ai SMOKE MAX ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2024年1月24日 08時00分
注目ポイント
キャロウェイは、2024年2月2日に『PARADYM AI SMOKE MAX ドライバー』を発売します。
『PARADYM Ai SMOKE MAX ドライバー』のコピーは、“リアルなスイングデータにより生まれた 新次元の飛びとやさしさのスタンダードモデル”です。
『PARADYM Ai SMOKE』シリーズのドライバーは四種類ありますが、『PARADYM Ai SMOKE MAX ドライバー』がスタンダードモデルとなるというわけです。四種類の中で、唯一、ソール後方に弾道調整の「ペリメーター・ウェイト」が採用されています。
『PARADYM Ai SMOKE MAX ドライバー』のテクノロジーで注目すべきは、「Aiスマートフェース」です。世界中から集めた25万のスイングデータをインプットして、どんな打ち方でも、スピンや打ち出し角を最適なものにして、これまで以上の飛距離と曲がりが少ない弾道を打てるフェースを設計するようにAIに命令した結果が「Aiスマートフェース」なのです。
この手の売り文句に裏切られ続けて、ウンザリしている人もたくさんいると思います。しかし、今回の「Aiスマートフェース」は、ちょっと違いかもしれないと予感させることがあります。
キャロウェイといえばという「JAILBREAK テクノロジー」でした、と過去形で書くことになったのです。開発を進める中で、AIは、フェースの機能で十分なので、余計なテクノロジーは要らない、と判断したそうです。あれだけ実績がある「JAILBREAK テクノロジー」を不採用にしても大丈夫だと最終的に判断したのは人間です。相当に強烈な結果が出なければ、おかしい話になってしまうと言うわけです。
『PARADYM Ai SMOKE MAX ドライバー』のフェースをよく見ると、今までのフェースより平らで、これも「Aiスマートフェース」の特徴のようです。違和感を感じさせないように外周部分の形状や加工に工夫がありますが、この部分はお見事だと拍手を贈りたいと思います。
『PARADYM Ai SMOKE MAX ドライバー』は、スタンダードモデルです。四種類を打つまでもなく、代表として打つモデルとして相応しいのか?楽しみにしながら試打することになりました。
試打した日は、薄曇りで、気温は-4℃~11℃。微風でした。
クラブの影響だけがわかるように、使い慣れたボールの『TOUR B X』を使用しました。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』