『ZXi LS』や『GT3』など“LS系ヘッド”がトップ10の常連に【ドライバー売り上げランキング】
12月2日~12月8日に売れたクラブ・ボールはこれ!
配信日時:2024年12月15日 10時00分
ドライバー部門では『タイトリスト GTシリーズ』『スリクソンZXiシリーズ』が好調をキープしている。今週は『GT2』が1位、『ZXi』が2位、そして『ZXi MAX』が3位。この2シリーズでは低スピン設計の『ZXi LS』が6位、アスリートモデルの『GT3』も7位とトップ10の常連モデルになっている。大多数のアベレージゴルファーやシニアゴルファーにとってはハードルが高い”LS系ヘッド”がなぜ上位に来ているのか? 二木ゴルフ水戸店の山本直樹さんに聞いてみた。
「当店では『スリクソン ZXi』が人気です。前作はアイアンがすごく売れましたが、今作はドライバーの調子がいい。売れているのは『MAX』やスタンダードの『ZXi』ですが、『LS』も安定して売れています。前作よりも顔が良くなった、打感がいいという反応です」
”LS系ヘッド”の『ZXi LS』や『GT3』がトップ10の常連になった理由は?
「例えば、『ZXi LS』は低スピンタイプのドライバーですが、昔のアスリートモデルのドライバーに比べると、かなりやさしくなっています。競技に出ているバリバリのアスリートだけではなく、中級者やセミアスリートゴルファーでも使えます。『GT3』も今までタイトリストを使っていたゴルファーが打つと、『寛容性が高くなった』という声が多いです。『GT2』とどちらにするか最後まで迷う人も少なくありません」
最近はトップ選手が使っている浅重心設計のLSヘッドのドライバーでも慣性モーメントが大きくなり、重心も深くなってきたのでアマチュアゴルファーが使いやすい設計になってきた。アスリートモデルのターゲット層が広くなったことで売上げを伸ばしているようだ。
【ドライバー売り上げランキング トップ3】
1位 タイトリスト GT2
2位 スリクソン ZXi
3位 スリクソン ZXi MAX
※データ提供:矢野経済研究所、12月2日~12月8日のデータ
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