シン貧打爆裂レポート『G430HL MAX ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年1月26日 08時00分
注目ポイント
ピンゴルフは、2023年3月2日に『G430HL MAX ドライバー』を発売します。
2022年、発売前の予約段階からバカ売れしている『G430 シリーズ』に、追加のラインアップがあると噂になっていましたが、欧米のフェースブックなどで一切情報が出てきませんでした。それもそのはずで、『G430HL シリーズ』は日本市場向けの追加発売だったからです。
ドライバーは、2種類で、今回試打するのは『G430HL MAX ドライバー』です。
『G430HL ドライバー』のコピーは、“速さと高さで激飛。”です。わかりやすいコピーです。
『G430HL シリーズ』のコンセプトは、ヘッドスピード38m/s以下のゴルファーのためにチューニングした軽さで振りやすさを向上させて、ヘッドスピードを上げることと、シャフトの機能でボールのとらえやすさを適切化して、高弾道を可能にすることです。
さて、実は、僕も最初は気が付かなかったのですが、『G430HL MAX ドライバー』は、『G430 MAX ドライバー』のHL仕様ですよ、ということなのです。ヘッドは、『G430 MAX ドライバー』と全く同じもの。後方のウェイト、シャフト、グリップが、『G430HL MAX ドライバー』専用なのです。
『G430 MAX ドライバー』は、売れていると書きましたが、試打していても凄かったです。
振り返れば、マッドブラックのヘッドや、細かいところまで作り込んだデザインから始まって、フェースに新バルジ&ロール設計を採用して、ミスヒット時の飛距離のロスを小さくする「スピンステンシー・テクノロジー」が搭載されて、「超極薄の反発フェース」は、中心部が6%薄く、周辺部は9%薄くなって、初速を上げる効果があるようです。
もちろん、弾道調整機能が搭載されていて、ウェイトを移動させることで、左右の弾道調整が可能です。叩いてもブレないヘッドになっています。
ここからは、新しい情報です。『G430HL MAX ドライバー』の、純正シャフトは2本です。「FUJIKURA SPEEDER NX 35」と「FUJIKURA SPEEDER NX 45」です。30グラム台と40グラム台のシャフトは、フレックスフリーになっています。
グリップは「IOMIC STICKY SL AQUA」で、35グラムです。
今回は、『G430HL MAX ドライバー』に、40グラム台の「FUJIKURA SPEEDER NX 45」シャフトを入れたものを試打しました。さて、どんな結果になるのか? ドキドキしながらの試打ラウンドが始まりました。
試打した日は、曇り時々晴れで、気温は4度~11度。微風でした。使用したボールは、使い慣れていてボールの影響が試打に影響しない『TOUR B X』を使いました。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』