「なぜウェッジだけ、キャビティじゃないの?」クリーブランド『CVX2 ZIPCORE』ウェッジ、3月9日デビュー
クリーブランドの“やさしさ徹底追求”ウェッジがデビュー。
配信日時:2024年2月12日 09時22分
ダンロップが、クリーブランドの新作ウェッジをアナウンス。既報の『SMART SOLE FULL-FACE』ウェッジと同じ3月9日に『CVX2 ZIPCORE』を税込22,000円~で発売する。その特徴は、名の由来でもある“キャビティ”だ。
■ウェッジもアイアンと同じキャビティに!
「日本のアマチュアの78%が、アイアンでキャビティを使用しているのに対し、ウェッジになると、その割合はわずか4%に過ぎません。クリーブランド『CVX 2 ZIPCORE』ウェッジは“アイアンに寛容性を求めるなら、ウェッジも寛容性が高いキャビティを”との考えに基づいて開発した最新作。
クリーブランドの中・上級者向けモデルである『RTX』シリーズの最新テクノロジーに加え、アベレージゴルファーにとっての打ちやすさ、操作のしやすさを追求し実現したことで、従来モデルを上回る寛容性の高いウェッジとなっています」(同社広報)
前作比で長さを+1~1.2mm、高さを+1mmサイズアップし、左右(7%)・上下(6%)の慣性モーメントが増大し、飛距離安定性と方向安定性が向上するとか。さらに、インパクトでの衝撃を吸収する効果のある【GELBACK】をバックフェースに配し、心地良い打感が味わえるという。また、同社は我々アマに多いトウ側ヒット対策を施している。
■アマの過半数の「トウ打点」にも対応
「アベレージゴルファーのウェッジの平均打点を分析すると、過半数のゴルファーがフェースセンターよりトウ寄りでヒットしていることから、重心位置をトウ側に従来比で3mm(56°の場合)にシフト。実際の打点に近づけたことにより、トウ寄りでヒットしても安定したボールスピードと飛距離を生み出します。
ロフト毎に異なるフェースブラストと、レーザーミーリングを施す【HYDRAZIP】で悪条件下でのスピン性能を、最大で19本の溝を間隔狭く、深く高精度で設計した【ULTIZIP】で強烈なスピンを実現。2つの独自のフェース加工技術の組み合わせでウェット時のスピン量は前作比40%増と、大幅に増やすことに成功しました」(同)
ロフト毎に「V-SOLE」、「S-SOLE」、「C-SOLE」という3つのソール形状を採用しており、リーディングエッジを削り落とすことで前作より刺さりにくくなった『CVX2 ZIPCORE』。税込22,000円の『ダイナミックゴールド95』装着モデル以外にも、アベレージゴルファーのアイアンシャフトに合わせやすいラインナップを用意する。
同社は「N.S.PRO MODUS3 TOUR 115 スチールシャフト装着モデルは23,100円、Diamana for CG II カーボンシャフト装着モデルが24,200円となります」とし、ロフトバリエーションは46~58度までの2度ピッチ。やさしさ徹底追求のため、バンスは全て12度以上(54/56は14°)となっている。