上田桃子、種子田香夏のTRI-BEAM『DW』がもはやブレード型ではない件
オデッセイが昨年ブレード型なのに高MOIな『TRI-HOT 5K』シリーズで『DW(ダブルワイド)』をヒットさせたが、今年の『TRI-BEAM』では、もはやブレード型!?
配信日時:2023年3月25日 07時30分
<アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2日目◇25日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6565ヤード・パー72>
宮崎県で行われている「アクサレディス」で、九州出身者の選手が活躍している。2位タイで宮崎県出身の山内日菜子や沖縄出身出身の比嘉真美子だけじゃなく、上位を争う13位タイの種子田香夏(福岡県出身)や先週悔しい惜敗を喫した8位タイの上田桃子(熊本県出身)らが上位を伺う。
⇒⇒オデッセイの三角ネックは【ラケットホーゼル】。『TRI-BEAM』を上田桃子と河本結が投入予定!
その種子田と上田は奇しくも同じパターを使用していた。オデッセイの三角ネックの最新作『TRI-BEAM』の中で、二人とも『DW』=『ダブルワイド』を使用する。ダブルワイドは、先代の『TRI-HOT 5K』で採用の2倍近く幅広なブレード型だが、今作で採用された『ダブルワイド』は全く異なった見た目となっており、担当者いわく「オデッセイ初のダークネイビー仕上げになっています」とのこと。
上田は長年細長いブレード型を好んできたが、この三角ネック『TRI-BEAM』に対して「座りが良く構えやすい。ヘッドもブレにくくて、やさしく打てる印象です」と話している。それもそのはず、画像のように幅広ブレードの『ダブルワイド』は、『TRI-HOT 5K』シリーズでは強い縦長な見た目だったが、今作『TRI-BEAM』でかなりマレット型に近い見た目にフェース長が短くなっていた。
同社のパター担当者は「ラケットホーゼルと呼ぶ軽量な三角ネックと合わせることで、ストロークする際の“面感”が出るのがTRI-BEAMの特徴で、ダブルワイドとは言いつつも、かなりフェース長を抑えていて、シリーズ一番人気となり、パターには珍しく予約が殺到しています」とのこと。
そして今週は、新作の『TRI-BEAM』だけでなく『ホワイトホットVERSA』や『TRI-HOT 5K』を含めて『ダブルワイド』使用者が激増中。
『TRI-BEAM』の上田桃子と種子田香夏だけでなく、川岸史果、永嶋花音、永井花奈、山田彩歩らが『VERSA DW(ダブルワイド)』を使用している。また、『TRI-HOT 5K』では、安田祐香が『TRI-HOT 5K TW(トリプルワイド)』、石川明日香とフェービー・ヤオが『TRI-HOT 5K DW』といった使用状況となった。
マレット型とブレード型のいいとこ取りの幅広ブレード人気が加速する中、オデッセイはラケットホーゼルという新たな三角ネックの選択肢で、他社を置き去りにするつもりのようだ。