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宮里藍さんが「約20年ぶりの5番アイアン」にビックリ! BSの未発表アイアン『258CBP』を【打ってみた!】

宮里藍さんが「約20年ぶりの5番アイアン」にビックリ! BSの未発表アイアン『258CBP』を【打ってみた!】

軟鉄鍛造アイアンが絶好調のブリヂストンがまた新作!?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年2月4日 07時19分

ブリヂストンの未発表アイアン『258CBP』を試して絶賛した、宮里藍さん
ブリヂストンの未発表アイアン『258CBP』を試して絶賛した、宮里藍さん

3日、千葉県のコースでブリヂストンスポーツの新製品試打会が行われた。そこでは既に発売された『B-Limited BITING SPIN フルミルド』ウェッジのスピン性能を体感できた他、バックフェースに『258CBP』と記載された、未発表アイアンをコースで試すことができた。

デモンストレーターかつ同組でクラブ評をくれたのは、レジェンド・宮里藍さん。『258CBP』を体感するなり「プロ入りした当初は5番を入れていたけど、2年目にU6を入れたので、5番アイアンを試すのは20年ぶりくらい」と話す。が、力感のない軽やかなスイングから放たれた球はかなりの高弾道。軽量の純正カーボンシャフト装着だからかと思いきや、スチールシャフト装着の5番でも同等レベルの高弾道を放ち、本人も驚いていた。
 
■U6に近い弾道が出て驚く藍さん
 
「打感は全然柔らかい感覚の方が強いですね。飛び系のアイアンって弾く感覚が強いモノも多いですけど、もう本当に違和感なく受け入れられる感じの打感の柔らかさがありますし、とにかく球が高く上がります。20年も経つと、こんなに今の5番って上がるんだと。1番手ぐらい自分のイメージと違いますね。6番で打ってるみたいな感覚の弾道なのに、でも距離はちゃんと出てる(170yd強)のがすごい不思議。
 
現役時代の私のゴルフの生命線は160~180ydのタテ距離の正確性で、この部分はU6などUTでカバーしてきたので、久しぶりに最新の5番アイアンを打って驚きました。プロアマなどでロングアイアンが苦手な方もたくさん見てきて、立ったロフトは球が上がらず力むケースも多いですけど、コレなら大丈夫というか、20年経ったら5番アイアンもすごいことになったなと感じますね」(藍さん)
 
また、ソールの抜けの良さも指摘しつつ、取材陣の一人ひとりが打つ様子をつぶさに観察しており「258CBPを使える人の幅広さ、パワー不足を補ってくれる性能面」について、これまでのBSにはないモデルと実感した様子。
 
「私のヘッドスピードや今のパワーとか、そういう(落ちた部分)のを加味しても、すごくロングアイアンが使いやすい最初の印象もあったんですけど、かなり上級者レベルの女性お二人もいらしてて、そういう方にもちゃんとハマってるのを見ててすごく感じたので、可能性があるなと思います。男性だけではなくて、そういうちょっと上級レベルの女性にも使えるモノは今まで無かった印象なので」(藍さん)
 
■川崎志穂「全番手でオーダーした」
 
記者(HS47m/sのローフェーダー)も試したが、浅い入射角から高弾道ドローを放つ藍さんと真逆で、入射角がキツめで突き刺しがちなタイプの記者でも「打出角が他(242CB/242CB+)より2~3度高くて抜けがいい」ことや、「打点が上めでも距離をロスしづらくタテ距離を揃えやすい」ことを実感。何より、複合素材モノとは思えないくらい打感が良く、打点を上目やトウ側に外しても『ガキッ』『パキッ』『ピキャ』といった、複合にありがちな嫌な打感が皆無だったことに驚いた。
 
形状も、昨年から市場でかなり人気の『242CB+』とほぼ同等サイズにて安心感があって構えやすく、「何なら『242CB+』よりもリーディングエッジのラインが真っすぐでネックのつながりが素直で綺麗」とさえ感じる。トップラインの厚さもほぼ同等で、79~80㍉前後のミッドサイズでもヘッドが遅れずイメージ通りの球が打てて好印象だった。バックフェースのデザイン的な主張が控えめな点も好みで、「正直『242CB+』の3倍以上の人気になってもおかしくない」と感じた。
 
別組だった川崎志穂は「全番手でオーダーしました」というほどの気に入りよう。「あんまり期待していなかったというか、(5番アイアンは)転がってしまうんだろうなって想像していたんですけど、思ったよりしっかりスピンがかかって止められるのにすごいびっくり」と話していた。また、オフテスト中の鶴岡果恋も全番手での採用を検討し、アイアンを替えられない桑木志帆も順調という『258CBP』。値段やスペックなど、正式発表されたら必ずチェックして欲しい。(編集部M・K)

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