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    ゴルフティの適切な高さとは? 高低による違いやおすすめの高さを紹介

    ティショットを打つときに「ティの高さをどれくらいに設定すればよいかわからない」という方もいるでしょう。ティの高さはゴルフを始めて間もない人が迷いがちなポイントのひとつです。しかし、ティの高さはボールのコントロールや飛距離に関係する大切な要素になります。この記事では、ティの高さを調整する目的や、初心者におすすめのティの高さ、「高くする場合」と「低くする場合」のメリット・デメリットなどを紹介します。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年4月10日 08時20分

    • ギア
    目次 / index
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    1.ゴルフティの高さを調整する目的とは?

    ティショットを打つときに、ボールをティに乗せて高さを調整することを「ティアップ」と言います。「なぜティアップするのか」をシンプルに表せば、それは「良いショットを打つため」です。地面よりも高い位置にボールを置くことで、プレイヤーは以下のようなメリットを得られます。

    ・ダフりにくくなる
    ・高い弾道のショットが打ちやすくなる

    上記のようにティアップすることのメリットはあるものの、必ずティアップしなければいけないわけではありません。例えば、パー3のホールでアイアンを使ってティショットを打つシーンでは、ティアップしない選択肢もあります。

    2.初心者が設定すべきティの高さとは?

    ドライバーでティショットを打つ場合、一般的には「ヘッドからボールが半分出る程度」が標準的な高さとされています。そのため、ゴルフ初心者の人は、まずここから試してみるのがおすすめです。

    また、ティアップするときは、毎回できるだけ一定の高さにするのがポイントです。高さが変わるとボールとフェースが当たるポイントが安定しなくなってしまうので、注意しましょう。

    なお、ドライバー以外(フェアウェイウッド、ロングアイアン、ミドルアイアンなど)でティアップして打つとき、「どれくらいの高さがよいの?」と迷う方もいますが、フェースの中心でボールの真ん中を打てる高さに合わせれば問題ありません。

    3.ティの高さによる違いとは?

    先ほど、ドライバーでのティアップの標準的な高さは「ヘッドからボールが半分出る程度」と紹介しました。ここでは、その高さを基準として、ティアップをさらに「高くする場合」と「低くする場合」の違いを紹介します。それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

    ティアップを高くする場合のメリット・デメリット

    ティアップを高くすることで、以下のようなメリットを得られます。

    ・弾道が高くなりやすい
    ・アッパーブローになりやすく、ドローボールが出やすい

    一方、ティアップを高くすることには、以下のようなデメリットもあります。

    ・打ち出す方向をコントロールしづらい

    ティアップを低くする場合のメリット・デメリット

    ティアップを低くすることで、以下のようなメリットを得られます。

    ・打ち出す方向をコントロールしやすい
    ・ダウンブローになりやすく、フェードボールが出やすい

    一方、ティアアップを低くすることには、以下のようなデメリットもあります。

    ・弾道が低くなりやすく、飛距離が短くなる

    4.悩みに応じてティの高さを変えてみよう

    ここまでティの高さによる違いを紹介しましたが、「自分に合った高さはどれ?」と迷ってしまう人もいるでしょう。そんなときは、自分のショットの悩みやクセに応じてティの高さを変えるのがおすすめです。

    以下では、ティアップの高さを「標準的な高さのティアップ」「標準より高めのティアップ」「標準より低めのティアアップ」に分けて、それぞれどんな人に向いているのかを紹介します。

    標準的な高さのティアップ

    下記のようなお悩みがある場合は、標準的な高さ(ヘッドからボールが半分出る程度)のティアップが向いています。

    ▼こんなお悩みの人に向いている
    ・そもそも自分に合ったティの高さがわからない
    ・スライスやフック、テンプラなど、ティショットでいろいろなミスが出てしまう

    「初心者はまずここから試すとよい」と前述しましたが、上記のようにいろいろなミスが出てしまう人も、基本に立ち返って標準的な高さに設定してみることをおすすめします。

    標準より高めのティアップ

    下記のようなお悩みがある場合は、標準より高めのティアップが向いています。

    ▼こんなお悩みの人に向いている
    ・ティッショットの弾道が低くなってしまう
    ・トップ(ボールの上部を打ってしまうこと)が多い
    ・ボールが右へ飛ぶこと(スライスやプッシュアウトなど)が多い
    ・ダフリ(ボール手前の地面を打ってしまうこと)が多い

    ティアップを高めに設定することで、スイング軌道が上向きの状態でインパクトを迎えやすくなります。

    標準より低めのティアップ

    下記のようなお悩みがある場合は、標準より低めのティアップが向いています。

    ▼こんなお悩みの人に向いている
    ・ティショットが高い弾道ばかりになってしまう
    ・テンプラ(フェース上部にボールが当たって高く上がること)が多い
    ・ボールが左へ飛ぶこと(チーピンやフックなど)が多い

    ティアップを低めに設定することで、スイング軌道が下向きの状態でインパクトを迎えやすくなります。

    5.ティの長さにはルールがある

    実は、ティの長さにはルールがあります。ゴルフの「用具規則」(規則6.2)では、長さの規定を含めて、以下のようなティは使用してはならない旨が明記されています。

    ・4インチ(101.6mm)を超えるもの
    ・プレーの線を示すことができるようにデザイン・製造されているもの
    ・球の動きに不当に影響を与えるもの
    ・その他、ストロークをしたりプレーする上でプレーヤーの援助となるもの

    小難しく見えますが、一般的に販売されているティを使用すれば問題ありませんので、このルールは知識として覚えておく程度でよいでしょう。

    6.まとめ

    今回は、ティの高さを設定する目的や、初心者の方におすすめの高さ、お悩み別のおすすめの高さなどを解説しました。

    しかし、ティの高さには「これぞ」という唯一の正解はありません。特にゴルフを始めたてで「自分に合ったティの高さがわからない」という人は本記事を参考にしながら、ぜひいろいろな高さを試して、自分にマッチする高さを探してみてください。

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