この秋の秘密兵器に最新アイアン型ユーティリティを!
最近はやさしいウッド型ユーティリティが全盛だが、この秋は大手メーカーからアイアン型ユーティリティも粒ぞろいのものが発売されている。
配信日時:2023年10月27日 03時25分
パワーヒッターに根強い人気のアイアン型ユーティリティ。難しいクラブだと思われているが、それは使いよう。ウッド型ほど球は上がらないから、風のあるときに低いボールが打ちやすく、パー5の2打目で刻むには安全だという側面もある。秋の最新モデルにはどんなものがあるのか見ていこう。試打、解説をしてくれたのは石井良介プロだ。
●ミズノプロ FLI-HIは、操作性・やさしさ・強弾道の飛びをバランスよく備えている
ヘッドのトゥ側にボリュームがある幅広ソールで、スイートエリアの広さと操作性のバランスが良い。上級者がミスヒットを抑えつつ、安定して球筋を打ち分けられる。
●キャロウェイ APEX UTは、状況に合わせて球筋や弾道の高さをコントロールできる
シャープなヘッドでボールがつぶれてフェースに乗る感覚がある。パワーとテクニックがあれば、フェースコントロールをしながら球筋や弾道の高さを打ち分けられる。
●タイトリスト U-505は、スイートエリアが広く、球の上がりやすさ、つかまりの良さがある
アイアン型の中では最もボリューム感があるヘッドで、フェースの弾きが強い。球の上がりやすさとつかまりの良さがあり、ドライバーのHS40 m/s以上あれば十分使える
●タイトリスト T200-Uは、パワーヒッターが高初速・低スピンで飛ばせる
アイアンらしいシャープな形状だが、初速の速さと弾道の強さがトップクラス。アゲインストに負けないスピンの抑えられた低・中弾道のストレートボールで飛ばせる。
アイアン型ユーティリティが1本入っていると、それこそ目を惹くクラブだけに、この秋の秘密兵器として入れてみてはいかがだろう。