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ジャスティン・トーマスが「ZOZO」から長尺1W用に『ディアマナBBプロト』を採用した理由

ジャスティン・トーマスが「ZOZO」から長尺1W用に『ディアマナBBプロト』を採用した理由

米国アクシネット社のツアーレポート。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年12月11日 12時22分

三菱『ディアマナBB プロト』で長尺ドライバーを実戦投入した、ジャスティン・トーマス(GettyImages)
三菱『ディアマナBB プロト』で長尺ドライバーを実戦投入した、ジャスティン・トーマス(GettyImages)

タイガー・ウッズ(米国)がホストを務めるツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」では、選手の使用ドライバーに大きな注目が集まった。今大会でピンとキャロウェイの未発表作『G440』と『ELYTE』を投入する選手が現れたのが理由だが、最終的な1Wのパフォーマンスで一際目立っていたのが、タイトリスト契約のジャスティン・トーマスだった。

フィールド上の選手で最もティショットに優れたスタッツ「+6.102」を獲得したトーマスは、前戦の「ZOZOチャンピオンシップ」からタイトリストのツアー担当者JJヴァン・ウェゼンベックと話し合い、三菱ケミカル『ディアマナBB プロト63TX』を46インチの長尺で採用することにしたと、米国アクシネット社が明かす。

「ホームでのテストで、トーマスは『GT2』の高MOI構造によりボールスピードが最大3mph(1.34m/s)向上し、スピンの安定性が著しく向上したことを確認しました」。トーマスといえば、長らく『ディアマナZF』が1Wのエースシャフトの印象があるが、彼が話した長尺用シャフト『ディアマナBB プロト63TX』に関するコメントがこうだ。
 
「これ(GT2)はホームで使っているドライバーで、去年くらいから、旅行用の長尺ドライバーを持っていたんだ。何度か使ったことがあるけど、今使っているこのシャフトは違う。このシャフトを使いたいのは、それが大きなアドバンテージになるコースもあると思うから。砂地やデザートエリアに打ったドライブは、多くの場所では悪いティショットではなくて、ラフなら3番で茂みに当たったのとは違ってグリーンで回ることができる。だから、ホームコースだと好きなだけ使えるけど、試合になるとちょっと違ってくる。ボールスピードは2、3マイルくらい伸びて、キャリー8~10yd、さらに15ydほど出せるのが素晴らしいところ。繰り返すけど、このシャフトはコースに特化したもので試してみたんだ」(トーマス)
 
なお、同社によれば「ヒーローワールドチャレンジ」の20名の出場者のうち、タイトリストの1Wは10選手が使用。そこには「RSMクラシック」で『GT2』(9.0)に切り替えたルドビグ・オーバーグも含まれていたとのことで、トーマスに次ぐ「SG:オフ・ザ・ティ」で2位(+5.634)を獲得していた。

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