シン貧打爆裂レポート『AI-ONE #7 S パター』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年11月30日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『AI-ONE #7 S パター』は、AIフェースを装着したことで、伝統的な定番パターとして完成したと感じました。
元々、優れていたからこそシェアがあって、新しいスタンダードとして優秀だと評価されてきたのですが、AIフェースを採用したほうが、より使いやすくなった気がします。安心感が増すのです。
最初は、転がりが強くてビックリしましたが、すぐに、引き算が出来ることに気が付くはずです。距離感は正比例する感覚なので、それをズラして考えれば良いのです。全ての距離で同じ割合で引き算すればOKです。
結果として、より小さいストロークで打てるので方向性も良くなるというわけです。長々と書きましたが、「AIフェース」は有効でした。完全に機能していることを実感しました。特にロングパットがショートしないことに驚きました。
「STROKE LAB 90」のシャフトも良かったです。とても振りやすいシャフトで、ヘッドの扱いがしやすいシャフトです。手応えが敏感なのも好感触です。
『AI-ONE #7 S パター』は、過去に『#7 パター』を諦めた人にオススメします。生まれ変わって使いやすくなっています。良い意味で、先祖返りしたような懐かしさがあります。
『#7 パター』は、ツアーの要望を受け入れて進化をしたパターです。グリーンが限界まで速くなっているツアーの現場では、転がり過ぎるパターは嫌われます。その特徴が、一般的なコースのグリーンではショートしやすいパターとなってしまって、諦めたという結果になっていたのです。『AI-ONE #7 S パター』は、180度変革されています。ショートしづらいパターです。
近い将来、全てのパターの裏は、何らかの凹凸があるようになります。そう言い切れるほど、「AIフェース」は効きました。『AI-ONE #7 S パター』も、口コミでヒットすると思います。
試打クラブスペック
『AI-ONE #7 S パター』
ヘッド素材 ステンレススチール + アルミニウムソールプレート + ポリカーボネート
フェース AI-ONE・インサート
ロフト 3.0度
ライ角 70度
長さ 34インチ ※33インチあり
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』