シン貧打爆裂レポート『TRI-BEAM #7CS パター とTWELVE パター』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年10月12日 08時00分
注目ポイント
『TRI-BEAM #7CS パター』と『TRI-BEAM TWELVE パター』は、オデッセイが2023年9月22日に発売したパターです。
2023年春に発売した『TRI-BEAM パター』はヒットしていますが、ツアー選手だけに供給されているモデルは未発売でした。その中の4種類が、満を持して追加発売されたのです。今回は『TRI-BEAM #7CS パター』と『TRI-BEAM TWELVE パター』の2本に注目します。
追加発売された4種類の内、『TRI-BEAM #1CS パター』『TRI-BEAM TWELVE CS』『TRI-BEAM #7CS パター』と3種類がセンターシャフトです。別のメーカーの三角ネックタイプでも『#7』ヘッドが好感触だったので、『TRI-BEAM #7CS パター』を選びました。『TRI-BEAM TWELVE パター』は、大型マレットに小さなブームが来ていて、このヘッドがなにかと話題になるのでチョイスしました。
誰が何と言っても『TRI-BEAM パター』は「ラケットホーゼル」です。
パター名の「BEAM」は建物で上からの荷重を支える梁(はり)のことです。三角のホーセルは今まででは考えられない広い範囲でヘッドと接しています。ミスヒットしたときに、ヘッドのブレが少なくエネルギーの受け渡しも効率が良いのが特徴になります。他の三角ホーゼルとの違いは「ラケットホーゼル」はネックそのもの重量が普通のクランクネックと変わらないという点です。三角ホーゼルは、接合部の強度を高める構造も含めて大きいので重くなってしまうことが弱点だという指摘があり、オデッセイはその部分の解消にテクノロジーで応じたというわけなのです。
そして「ホワイト・ホットインサート」です。ウレタン樹脂を埋め込んだフェースはオデッセイの代名詞であり、他の新しいフェースインサートを試しても、結局は「ホワイト・ホットインサート」に戻ってしまうというゴルファーはたくさんいます。登場から20年以上が経過しているのに、最新のパターでも採用されているというのは本当に凄いことです。
どんなパターに仕上がっているのか? ワクワク、ドキドキしながら『TRI-BEAM #7CS パター』と『TRI-BEAM TWELVE パター』の試打ラウンドに挑みました。
試打した日は晴れで、気温は24℃~33℃。微風。グリーンは8フィートの速さ。使い慣れていて、パターだけに集中しやすいように『TOUR B X』を使用しました。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』