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    3年ぶりの新ツアーボールは「赤 or 黒」どっちを選ぶべき? 石坂友宏と岩崎亜久竜の答え

    国内男子の開幕戦「東建ホームメイトカップ」で春の重要ギアをチェック!

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年3月27日 02時52分

    • ギア
    • 石坂友宏
    • 岩崎亜久竜
    • テーラーメイド
    • ボール
    3年ぶりの刷新を迎えた新作の“赤”に切り替えた、石坂友宏と岩崎亜久竜(撮影・田辺直喜)
    3年ぶりの刷新を迎えた新作の“赤”に切り替えた、石坂友宏と岩崎亜久竜(撮影・田辺直喜)
    • 石坂が「黒に近づいた」というアプローチの“球乗り”の瞬間【画像】
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    <東建ホームメイトカップ 事前情報◇27日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7069ヤード・パー71>

    ウレタンカバーのツアーボールは、2年周期で、新作に切り替わる。ちょうど2~3月がその時期に当たり、ブリヂストン(TOUR B X)を代表に、キャロウェイ(CHROME TOUR)、テーラーメイド(TP5)、タイトリスト(Pro V1xレフトダッシュ)が発売されたが、中でも異例の“3年ぶり”のテーラーメイドに注目だ。
     
    ほぼ全ての選手が2年のサイクルで変わる新作にアジャストして距離感などを養うが、3年も使い慣れたモノを替えるのはさぞかし大変なはず。開幕戦で練習する石坂友宏に話を聞くと、意外にも「すんなり」と新作の“赤”『TP5x』へ移行していた。
     
    ■“飛ばないほう”の石坂友宏はずっと“赤”
     
    「黒い方(TP5)も試したいですが、ボールはずっと赤(TP5x)ですね。ドライバーの飛距離が落ちないことがまず大事で、新作になってスピン量がやや増えたのに距離も出てくれるのが今年の『TP5x』の特徴だと感じてます。アプローチの感覚も、自分が求めている出球の高さや距離感、フィーリング、スピン量がイメージと一致していたので、すぐ『良いな』って。
     
    打感も柔らかすぎず硬すぎずで、数年前のテーラーさん(2代目TP5x)がちょっと硬かったので、それに比べたら全然。ドライバーもアイアンも適正スピンが入ってくれて飛ぶというか、まず『Qi10 LS』との相性がめちゃくちゃいいですね。距離が長くなる中で、飛ばない選手からすると、ドライバーにもボールにも助けられるし、非常に大きいと思います」(石坂)
     
    “飛ばないほう”を自認する石坂は、オフ期間にスピードアップのため素振りに勤しんできたこともあり、『Qi10 LS』と新『TP5x』で昨年より「5ヤードは明らかに乗ってます」とのこと。また、「新しい赤は風に強いと打っていて気付いた」と話していた。
     
    ■“飛ぶほう”の岩崎亜久竜は黒➡赤へ
     
    かたや、“飛ぶほう”の岩崎亜久竜にも話を聞くと「前は『TP5』で、新作は『TP5x』にしました」と言う。「ドライバーは距離がちょっと伸びている気がして、アイアンは変わらず良くて、ウェッジも前(旧TP5)と同じくらいスピンがちゃんと入って、パターの時も打感が(旧TP5に)似た感じがしてくれたので」。
     
    岩崎が使うドライバーはコアモデルの『Qi10』で、以前は『ステルス2プラス』だったが、「スピン量はあまり変わってない感じ」だと言う。新作の特徴である「打感や音がソフトになったのに初速が出る」ことも「理由としてある」が、ボール選びには「全体のバランス。やっぱり全てで安定した性能が要る」とのこと。
     
    「新しい“赤”は、パターとかの打感と、アプローチのスピンがしっかり入ってくれるっていうのと、アイアン系のスピンがしっかり入ってくれて、ウッド系もちゃんと飛んでくれました。そういう全体的なバランスができたことが大きいですね」(岩崎)
     
    石坂が「アプローチスピンや使い勝手が“黒”に近づく一方」という『TP5x』。ここが大きいのか、“赤”派は海外勢でもマキロイやフリートウッド(Pix)だけでなく、コリン・モリカワ、リッキー・ファウラー、ダスティン・ジョンソン、ネリー・コルダ、ブルック・ヘンダーソンら“ほぼ全てが赤派”に。飛ぶ人も飛ばない人も“赤”に大注目!と言えるだろうか。

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    • 石坂友宏
    • 岩崎亜久竜
    • テーラーメイド
    • ボール

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