7年ぶりに発売されたリョーマの新FWが7位と大健闘!【フェアウェイウッド売り上げランキング】
4月15日~4月21日に売れたクラブ・ボールはこれ!
配信日時:2024年4月27日 11時00分
フェアウェイウッド部門ではピンの『G430シリーズ』が1位をキープしている。同シリーズはフェアウェイウッドだけではなく、ドライバー、ハイブリッドでも1位。ピンに続いてテーラーメイド、キャロウェイなど海外の大手メーカーのモデルが上位に入っている。そんな状況で注目したいのはフェアウェイウッド部門で7位に入ったリョーマの『マキシマ F』だ。
リョーマが新しいフェアウェイウッドを発売するのは7年ぶり。普通のメーカーは1年、2年サイクルで新モデルを発売するが、同社は「現行モデルを完全に上回る製品が開発できない限り、新製品は発売しない」と宣言している。今回はその開発に7年の月日をかけたのだ。リョーマの新モデルについての反応について、有賀園ゴルフ西東京店の下田英二さんに聞いた。
「問い合わせは結構ありますよ。リョーマはどちらかと言えば中高年世代のゴルファーから人気があります。知名度の高さを感じますし、製品の性能を評価されていると思います」
具体的にはどのあたりが評価されているのか?
「シニア世代のゴルファーだと3番ウッドで高い球を打つのが難しいのですが、リョーマの3番ウッドは『打球が上がる』『最高到達点が高い』という声をよく聞きます。ステンレス素材のフェアウェイウッドが多いなか、リョーマは極薄のチタンボディにしていることで、余剰重量で重心位置を調整し、打球が上がりやすくなっています」
チタンボディにしたことで約130gの余剰重量を確保して、フェースのすぐ下に80gのロースピンブレード、後方部には50gのパワーブースターと呼ばれるウェイトを配置。試打した人からは「3番ウッドなのに、5番ウッドの感覚で打てる」と呼ばれるくらいやさしいようだ。今後も『マキシマ F』の売れ行きに注目したい。
【フェアウェイウッド売り上げランキング トップ3】
1位 ピン G430 MAX
2位 テーラーメイド Qi10
3位 ダンロップ ゼクシオ13
※データ提供:矢野経済研究所、4月15日~4月21日のデータ
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●アイアンセットの“普通の5番アイアン”は、打ちこなすのは難しい。だが、ロフト25度前後のクラブこそスコアメイクには重要という。関連記事【ロフト25度の番手が重要なんて知らなかった! 飛び系アイアンか? ユーティリティか? それが問題だ】を読めば、ロフト25度前後のベストギアが見つかるかも!?
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