2月上旬に発売されたピンの『G440』、テーラーメイドの『Qi35』、そしてキャロウェイの『ELYTE』。フェアウェイウッドではトップ3をその3モデルが占めていた。フェアウェイウッドの販売状況について二木ゴルフ南町田店の藤本啓介さんに話を聞いた。
「やっぱりピンが強いですね。『G440シリーズ』はドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティまでまとめ買いする人が多いですし、フェアウェイウッドだけを試打する人からも評判がいいです」
『G440』のフェアウェイウッドはどういうところが評価されているのか?
「今回の『G440』は5番ウッドのロフトが1度寝ています。それによって打球が上がりやすくなったのですが、飛距離はほとんど変わっていません。弾道が高くなって、キャリーが出るようになったところがポイントです。1番人気の『MAX』は今までより少しスマートな顔に見えるところも評価されています」
『Qi35』と『ELYTE』のフェアウェイウッドについては?
「テーラーメイドは前作『Qi10』のフェアウェイウッドが大人気だったこともあり、『Qi10』の3番、5番ウッドを買った人は1年ではなかなか買い替えません。『ELYTE』のフェアウェイウッドも性能は良いですし、飛距離性能は高い。ただ、まだまだ試打をする人が少ないですね」
発売から約3週間が経過してもドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティとウッド3部門でトップをキープしている『G440』。2025年もピンの人気は盤石のようだ。
【フェアウェイウッド売り上げランキングトップ3】
1位 ピン G440 MAX
2位 テーラーメイド Qi35
3位 キャロウェイ ELYTE
※データ提供:矢野経済研究所2月17日~2月23日のデータ
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