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やさしい“セミグース”が新登場! アプローチは『ドルフィン』任せで大叩きしなくなる!

やさしい“セミグース”が新登場! アプローチは『ドルフィン』任せで大叩きしなくなる!

打ち方や好みによって、さまざまなモデルの選べるウェッジだが、ミスに対する寛容性、やさしく打てることにこだわるならキャスコの『ドルフィンウェッジ』がおすすめだ。新たに追加された“セミグース”の『DW-125G』なら、グリーン周りのアプローチが劇的に楽になって、スコアがまとまること間違いなし!

所属 ゴルフライター
田辺直喜 / Naoki Tanabe

配信日時:2025年2月27日 01時00分

キャスコのロングセラーウェッジ『ドルフィン』に待望の“セミグース”が登場。アプローチをやさしくしたいゴルファーは試す価値ありだ
キャスコのロングセラーウェッジ『ドルフィン』に待望の“セミグース”が登場。アプローチをやさしくしたいゴルファーは試す価値ありだ

独自の「クワッドソールX」であらゆるミスを防いでくれる

ラウンドでスコアを安定させるには、グリーン周りのショートゲームでミスを減らすことが大切になる。せっかくセカンドでグリーン近くまでボールを運んでも、アプローチでダフリやトップを連発してしまったら、スコアは決してまとまらない。その意味でスコアアップの大きな武器になるクラブがキャスコの『ドルフィンウェッジ』だ。Victoria Golf新御茶ノ水店のゴルフクラブフィッター阿部利成さんは、独自のソール形状にアプローチをやさしくする秘密があると話す。

「4つの面に分けられた独特なソール形状が『ドルフィンウェッジ』最大の特徴です。スクエアに構えて打てば、ソールが気持ち良く抜けてやさしくアプローチが打てますし、4つの面が状況ごとに働くことでダフリやトップ、バンカーでのミスを補正してくれます。ピンに向かって確実にボールを運ぶことができますし、寄せワンに成功する確率も高まります。ソールが跳ねずにスムーズに抜ける感触は打っていて爽快ですよ」(阿部さん)

Victoria Golf新御茶ノ水店に在籍する「ゴルフクラブフィッター」の阿部利成さん。クラブに関するさまざまな資格を所持するエキスパートで、上達に役立つギア選びをサポートしてくれる
大きめのソールを4つの面に分けたキャスコ独自の「クワッドソールX」。バンカーで「潜らず」、アプローチで「刺さらず」、「跳ねない」という特徴を持ち、やさしくボールを運ぶことを可能にする
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Victoria Golf新御茶ノ水店に在籍する「ゴルフクラブフィッター」の阿部利成さん。クラブに関するさまざまな資格を所持するエキスパートで、上達に役立つギア選びをサポートしてくれる

『ドルフィンウェッジ』の従来モデルはターゲットに構えやすい“ストレートネック”だった。シャープでキレイな顔が支持された一方で、より寛容性を感じられる“セミグース”を求める声も多かったと阿部さん。

「『ドルフィンウェッジ』を好むゴルファーは、アイアンもやさしいモデルを選ぶ傾向にあります。やさしいアイアンは“セミグース”になっていることが多いですから、従来モデルのストレートネックだと難しさを感じやすく、顔の流れがあまり良くありませんでした。そんな中で今回登場した『DW-125G』はキレイな顔のままネックを“セミグース”に調整しています。やさしいアイアンと組み合わせると顔の流れがバッチリ揃います。2つのネックが揃ったことでより幅広いゴルファーが『ドルフィンウェッジ』のやさしさを実感しやすくなったと言えます」(阿部さん)

写真左が新登場の“セミグース”の『DW-125G』で、右が従来モデルで“ストレートネック”の『DW-123』

写真左が新登場の“セミグース”の『DW-125G』で、右が従来モデルで“ストレートネック”の『DW-123』

「アプローチの構え方に合わせてネックを選ぶのもおすすめです。地面に対し、シャフトを垂直に構えるなら“ストレートネック”の『DW-123』が合いますし、手元を先行させてハンドファーストに構える人なら“セミグース”の『DW-125G』が良いでしょう。『DW-125G』は“セミグース”のネック形状に合わせて、ソールのバンス角を少し増やし、リーディングエッジが刺さらないように工夫しています。上から打ち込むタイプのアプローチと相性が抜群に良くなっています」

“セミグース”はハンドファーストに構えて、上から打ち込むアプローチと好相性。ソール形状もよりリーディングエッジが刺さらないように形状が調整されている

“セミグース”はハンドファーストに構えて、上から打ち込むアプローチと好相性。ソール形状もよりリーディングエッジが刺さらないように形状が調整されている

豊富なロフト設定で自分好みのウェッジセットが作れる


独自のソール形状でやさしさを極めた『ドルフィンウェッジ』は、46度から64度までロフトバリエーションが豊富に揃っていることも特徴的だ。

「2度ピッチでトータル10種類のロフトが用意されています。同じ高機能ソールを備えたやさしいウェッジを好きなロフトで組み合わせることで、ショートゲーム攻略を劇的に楽にしてくれるセッティングを組むことができます。番手ごとにフェースの溝の作りを変えていて、適正スピンが入るように設計されていることもポイントです。PWの下に3本入れるのがおすすめで、100ヤード以内のショートゲームが攻略しやすくなります」(阿部さん)

PWのロフトに合わせて、3本の『ドルフィンウェッジ』を組み合わせて使うのがおすすめだ
ロフトごとに溝の設計を変えて、適正スピンで寄せやすくなる工夫が施されている
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PWのロフトに合わせて、3本の『ドルフィンウェッジ』を組み合わせて使うのがおすすめだ

『ドルフィンウェッジ』のロフトを選ぶ際には、自分が使っているアイアンセットのPWのロフトをチェックすることが大切だ。

「ウェッジのロフトピッチは基本的に4〜6度開くと良いでしょう。フルショットしたときにしっかり距離差が出ますので、状況に応じてグリーンを狙いやすくなるはずです。ご自身が使用するPWのロフトを基準に選ぶべきウェッジのロフトが変わってきます。今回はPWのロフト別におすすめのセッティングをご紹介しますので、ぜひウェッジ選びの参考にしてみてください」(阿部さん)

飛び系や寛容性の高いモデルのアイアンは、PWのロフトが38〜42度とかなり立っている。そのため、最もロフトの立った46度を入れて、そこから組み立てるのがおすすめだ
アスリート系のモデルはPWのロフトが43〜46度になる。基本セットは50・54・58だが、打ちたい距離やアプローチの弾質でアレンジを加えると良い
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飛び系や寛容性の高いモデルのアイアンは、PWのロフトが38〜42度とかなり立っている。そのため、最もロフトの立った46度を入れて、そこから組み立てるのがおすすめだ

「間に入る50〜54度のウェッジはフルショットで使うことが多いクラブです。“100ヤードピッタリを狙いたい“など、打ちたい距離があると思いますので、ロフトピッチを気にせず、狙った距離を打ちやすいロフトを選ぶと良いでしょう」(阿部さん)

長く使い込むならカッコいい「銅メッキ」もおすすめ

『ドルフィンウェッジ』では通常の「クロムメッキ」に加えて、ブロンズカラーの「銅メッキ」もラインナップされている。

「経年変化の起きやすい仕上げで、使い込むほど深い色味に変化します。自分のウェッジを育てるような感覚で、使い込むほどに味が出てきます。他のモデルにはカッコ良さのある仕上げになっています。光の反射が少ない分、ラウンドでアドレスに集中できることや打感もソフトになるなど、プレー面でも違いが出ますよ」(阿部さん)

ヘッドの色味が日々変化し、使い込むほど味が出る「銅メッキ」。特別なクラブを持ちたいゴルファーの所有欲を満たしてくれる

ヘッドの色味が日々変化し、使い込むほど味が出る「銅メッキ」。特別なクラブを持ちたいゴルファーの所有欲を満たしてくれる

ショートゲームをやさしくしてくれる絶対的な性能を持ち、「ネック」、「ロフト」、「仕上げ」を好みに合わせて選ぶことができる『ドルフィンウェッジ』。ショートゲームに悩むゴルファーにとっては救世主とも呼べるクラブだと言えるだろう。初心者に限らず、アプローチに悩みを抱える中・上級者にもぜひ試してほしいモデルになっている。


撮影/近澤幸司 構成/田辺直喜

話を聞きに行ったのは「Victoria Golf新御茶ノ水店」

5フロアに渡って最新のゴルフ関連ギアを揃える大型店舗。各フロアに最新ギアに精通したスタッフが常駐し、ゴルファーの悩みや目的に合わせたクラブ選びをサポートしてくれる。

【所在地】東京都千代田区神田小川町2-4-14
【お問い合わせ】03-3219-2781
【営業時間】11:00〜20:00(平日・土曜) 11:00〜19:30(日曜・祝日)

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