<ファウンダーズカップ 初日◇6日◇ブレイデントンCC(米フロリダ州)◇6465ヤード・パー71>
米国女子ツアーの第2戦、開幕前から新クラブを投入した日本勢に多くの注目が集まったが、海外勢も当然、新たなクラブをオフから備えて武器にしている。初日の平均飛距離の上位を見てみると「325.0yd」と飛び抜けた数字をマークした選手が目立つ。2オーバー88位タイ発進だった、ルーキーのジュリア・ロペス・ラミレス(スペイン)だ。
昨年11月にミシシッピ州立大学を離れてプロ転向し、SEC個人チャンピオンに2度輝いた大学ゴルフ界のトップ選手だったラミレス。昨年まではテーラーメイド『Qi10 LS』を使用していたがプロとして迎えた今大会では新作『Qi35 LS』を投入。そして、今大会からチーム・テーラーメイド入りしており、同社もこう祝福する。
「未来はこれまで以上に明るい。チーム・テーラーメイドへようこそ、ジュリア・ロペス・ラミレス!現ヨーロッパ女子アマチュアチャンピオンであり、SEC個人選手権の連続優勝者である彼女は、今週のファウンダーズカップで LPGAツアーにプロとして初出場します。ジュリア、頑張ってください!」(同社SNS)
初日の「325.0yd」が他の上位選手とどれくらい離れていたかというと、2位のチャーリー・ハルが294.5yd、チャン・ウェイウェイが292.5yd、ポリー・マックが291.0yd、ネリー・コルダが287.5yd。ただし、同じテーラーメイド契約のハルは『Qi10 LS』、コルダは『Qi10 MAX』と、昨年モデルを継続使用していた。