米国テーラーメイド、Pシリーズアイアンの流れの新UT『P・UDI/P・DHY』を発表
テーラーメイドのアイアン型UTに、新作が2機種!
配信日時:2024年5月7日 01時40分
米国テーラーメイドが新作アイアン型UTをアナウンス。「まったく新しい『P・UDI』および『P・DHY』を含むPシリーズファミリーへの最新製品を発表します。鋭いパフォーマンスから最大限の多用途性まで、『P・UDI』と『P・DHY』はあらゆるスキルレベルのゴルファーにフライトを選択し、バッグのトップエンドを最適化する機能を提供します」と、同社。
これまで同社のアイアン型UTは、その時期のウッドブランドの中に組み込まれる形で『SIM UDI』や『ステルスUDI』といった名称で展開されてきたが、これがアイアンのフラッグシップ『Pシリーズ』の位置づけで展開されることに。
「私たちは技術やデザイン言語を超えて将来に目を向け、ユーティリティアイアンをPシリーズファミリーに再び位置づけることに興奮しています。『P・UDI』は現在Pシリーズアイアンを使用しているプレーヤーにとって簡単なペアであり、『P・DHY』はあらゆるスキルレベルのプレーヤーにとって非常に寛容なオプションです。これらのプレーヤーがこのカテゴリで求めるパフォーマンスを発揮するのは当然のことです」(アイアン部門ディレクター、マット・ボヴィ氏)
よりアイアンらしい形状に回帰した『P・UDI』は、これまでの同社UDIよりもフェース高さが増し、トップラインがスリムになり、オフセットも少なくなった。そして、『P790』よりコンパクトなサイズになったため、『P770』以下を使用する人のロングアイアンの替わりとしてスムーズに機能するという。
ソール幅がより広くて滑りやすい『P・DHY』は、寛容性を高め、低く・深い重心位置になっており、『P・UDI』よりもブレード長が5ミリ長くなっている。同社の開発陣は、ウッド型UTよりも低めで弾道をより操作しやすく、スピンの効くアイアン型UTを狙って作ったとか。
「テストの結果、『P・UDI』は『P790』よりも寛容性が高く、『P・DHY』はテーラーメイドのアイアンファミリー全体の中で最も寛容性の高いアイアンであることが分かりました。そのため『P・DHY』は、ロングアイアンの代替品を探しているプレーヤーや、ロフトの多いフェアウェイウッドを打つのに苦労しているプレーヤーにとって最適な選択肢になります」(同社広報)
バックフェースのデザインがシンプルな『Pシリーズ』の流れに沿い、パールサテン仕上げでよりシンプルなデザインになった2つのアイアン型UT。スリクソン製のアイアン型UT2本を使用する、スコッティ・シェフラーが今後これらに入れ替えるのかどうかにも注目したい。