昨年までほぼ毎週、ボール部門で1位になっていた本間ゴルフの『D1』。今年2月には5代目となる新『D1』が発売されたが、まだ1位は獲れていなかった。それが徐々に順位を上げてきて先週は4位と、トップ3に迫っている。新『D1』の販売状況について有賀園ゴルフ西東京店の下田英二さんに話を聞いてみた。

「決して人気がないわけではありませんが、まだ新『D1』は初入荷ができていない店舗が多いというのが現状です。だから、販売数量が伸びていない。大型量販店でも前作の『D1』の在庫があるので先にそちらを販売しています」

他の店舗で話を聞いても同じような意見が多かった。しかし、5月下旬から6月に入ると少しずつ新『D1』を入荷するショップが増えてきた。その結果、ランキングでも4位に上がり、3位に肉薄してきたようだ。

「購入するのは50代、60代のゴルファー。クチコミで人気が広がっていて、同伴者が使っていたり、同伴者の評判を聞いたりして購入されるパターンが多いです。一度、購入したお客さんは『安くても飛ぶ！』というコストパフォーマンスに魅力を感じてリピーターになっていますね」
 
先週のボール部門では1位のタイトリスト『プロV1』は頭一つ抜けているが、2位から4位までは大接戦。来週は『D1』が一気に2位まで上がる可能性もあるだろう。
 
【ボール売り上げランキングトップ3】
1位　タイトリスト プロV1
2位　ブリヂストン ツアーステージ エクストラディスタンス
3位　ブリヂストン ツアーB X
※データ提供：矢野経済研究所、6月10日～6月16日のデータ

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