シン貧打爆裂レポート『TRI-BEAM #7 パター』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!
配信日時:2023年5月10日 08時00分
注目ポイント
『TRI-BEAM #7 パター』は、オデッセイが2023年4月28日に発売したパター。
コピーは、“三角形のラケットホーゼルがもたらす、ミスヒットへの無類の強さ”となっています。
『TRI-BEAM パター』シリーズの最大のセールスポイントは、「ラケットホーゼル」です。
書くまでもなく、テーラーメイドが採用して大好評の三角ネックの「トラスホーゼル」のオデッセイ版です。たぶん、特許などの関係があるのだと思いますが、ラケットのような構造が重要で、三角にすることのメリットは強調していません。
『TRI-BEAM #7 パター』は、ソールを見ると、角部分は、空洞。ソールのすぐ後ろのトウ側とヒール側に、タングステンウェイトが埋め込まれています。
前方重心になっているのです。
前方重心のパターは、操作性が高いと言われていますが、物理的には、フェースが閉じやすくなります。
フェースが敏感に動かせる=操作しやすい、ということなのです。難しいパターだと感じるゴルファーが多いのも、その理屈がわかると理解できます。
敏感に動く特性を、しっかりとコントロールする意味で、三角ネックは有効なのです。
『TRI-BEAM #7 パター』が注目を集めているのは、オデッセイが市場投入した三角ネックの性能は? というポイント。そして、発売前に、日本国内のトーナメントでのトップ選手の利用率の高さです。優れているから選ばれるわけですから、良いパターだという期待が高まります。
どんなパターに仕上がっているのか? ワクワク、ドキドキしながら『TRI-BEAM #7 パター』の試打ラウンドに挑みました。
試打した日は、曇りで、気温は14℃~21℃。微風。グリーンは9.5フィートの速さ。
使い慣れていて、パターだけに集中しやすいように『TOUR B X』を使用しました。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』