L.A.B. GOLFジャパンが「中尺」パターを発売、昨年復活のビジェガスと同様にカウンターバランス仕様
昨年からPGAツアーで“復活請負パター”となっているL.A.B Golfから中尺が!
配信日時:2024年1月17日 04時27分
L.A.B GOLFジャパンが「アダム・スコット選手(オーストラリア)やルーカス・グローバー選手(米国)がPGAツアーで長尺パターを使用し、実績を上げているモデルの中尺パターを日本で発売開始する」と発表した。先週、6年ぶりのPGAツアー勝利を挙げた、グレイソン・マレーが使用したことも記憶に新しいが、なぜ中尺なのか?
「今回の中尺パターはPGAツアーで4勝を挙げていたカミロ・ビジェガス選手(コロンビア)が2022年8月ごろL.A.B. Golfにコンタクトしてきた際、彼の要望に応じて開発されたモデルです。ビジェガス選手はスコット選手と親しく、彼の長尺パターを見て興味を持ちました。当初は38㌅前後の長さのパターを探しており、両手を少し離して構えるスタイルに合ったモデルを希望していました。
L.A.B. Golfのチームスタッフとディスカッションを重ねたところ、シャフトの長さは37.5㌅、ヘッドは長尺用の『MEZZ.1 MAX』、ライ角74°、グリップは『SuperStroke 3.0』の17㌅ということで、2023年3月頃に落ち着きました。昨年11月の『バターフィールドバミューダ選手権』で通算24アンダーのビッグスコアをマークし、2014年8月以来となる9年ぶりのPGAツアー5勝目を手にしています」(同社広報)
昨年8月に当時43歳のルーカス・グローバーがショートパットのイップスを同社のパターで克服して連勝するなど、ベテラン勢を次々と復活優勝に導く理由は何なのか。
「それはL.A.B. Golfの最大の特徴であるヘッドが回転しない=フェースが開閉しないトルクフリーパターの価値に、経験値が高い選手ほどいち早く気づくからです。パターヘッドの回転を抑制しながら打つパッティングと、パターヘッドが回転しないのでフェースを常にスクエアに保つことができるパッティング、どちらがやさしいかは明らかです。
日本でも既に感度の高い選手たちがL.A.B. Golfのパターを試し始めていますが、それに応じてL.A.B. Golfジャパンも商品のラインナップを充実させています。ただ、L.A.B. Golfのパターはアメリカでは受注生産で納期が4~6週間かかります。大変人気の高いモデルであるため、日本のゴルファーの皆様のために、スペックを限定し、すぐにお客様に手に取っていただける体制を整えています」(同)
今回の即納可能の中尺は、ビジェガスと同様に『MEZZ.1 MAX』で、税込価格143,000円。かなり値は張るが、昨年オデッセイ『VERSA JAILBIRD』でW・クラーク、K・ブラッドリー、R・ファウラーが3連勝して話題になった「カウンターバランスの中尺」でもある。気になる人はお早めに。