フジクラから新作シャフトのアナウンス。「藤倉コンポジット株式会社は国内外問わず高い使用率と勝率を誇る『VENTUS』シリーズと『SPEEDER NX』シリーズに、それぞれ新たにFW/フェアウェイウッド用(SPEEDER NXのみ)、HB/ハイブリッド用シャフトが登場、4月10日より発売します」と、同社広報。
まず、『VENTUS HB BLUE』の特徴はこうだ。
「24 VENTUS BLUEに搭載した『VeloCore Plus』を搭載し、複数の高弾性素材をバイアス層に積層することで、オフセンター時のヘッドの捩れを抑制し、優れたボールコントロール性能を実現した『VeloCoreテクノロジー』をさらに進化させ、ドライバーシャフト同様に安定性とボールスピードの向上を実現しました」(同)
叩けるハイブリッド用シャフトとして知られる『TR HYBRID 8S』と比較した剛性分布グラフでも、『VENTUS HB BLUE』は明らかに手元が柔らかく、先端が硬いことが見て取れ「ベロコア+の入った、ベンタスらしい特性」の中元調子と言え、UTで左を嫌がる人は試してみたい。重量帯は4種類で、6(R,S)7(R,S)8(S,X)9(S,X)を用意。税込価格は27,500円となる。
次に、『SPEEDER NX FW/HB』を見ていこう。
「SPEEDER NXシリーズのアイコンテクノロジーでありフジクラ独自の設計技術『VTC』を搭載し、手元と先端のねじれ剛性を部分的に高めることにより、高弾道化を実現しました。FWでは地面からのボールをとらえやすく、UTでは高弾道でグリーンを狙え、ドライバーからUTまで一貫性のある高い寛容性と安定性を実現しました」(同)
FW用(税込28,600円)の重量帯は4種類で、45(R2,R,SR,S)55(R,SR,S)65(R,SR,S,X)75(S,X)と豊富にスペックが選べて「65S」のカット前重量が68.5g、トルク3.5、バット径15.35㍉となる。
HB用(20,900円)の重量帯は5種類。55(R,SR,S)65(R,SR,S)75(R,SR,S)85(R,SR,S)95(SR,S,X)が選べて「75S」のカット前重量が77g、トルク3.4、バット径15.20㍉。FW用もHB用も中調子となる。