タイトT-SERIESの強敵出現!? キャロウェイ『APEX PRO』シリーズにMB/CB/PROが供給開始
今週国内男子ツアーで供給開始された、気になる未発表の新作アイアン。
配信日時:2023年8月4日 02時02分
先週の国内男子ツアー「日本プロゴルフ選手権」から、タイトリストのNew T-SEREISアイアン(T100/T150/T200/T350)がツアー供給開始されたのは既報の通り。Titleistロゴがバックフェースのど真ん中に入り、まさにファンの“ど真ん中”なデザインになったことにはプロ・アマ問わずに好感を持たれている。
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そして、今週の新規大会「横浜ミナトChampionship ~Fujiki Centennial~」から、タイトリストT-SERIESの強烈ライバルとも言える、なんともプロ・上級者好みなアイアン3機種と『APEX UW』のウッド型UTとアイアン型UT『APEX UT』をキャロウェイが供給開始した。
「PGAツアーをはじめとする世界中のツアープロが愛用している『APEX』シリーズが、ついに日本でも男子ツアーからプロモーションが始まりました。人気の高い『APEX UW』や、精悍なルックスの『APEX PRO』シリーズアイアン3機種など、プロから注目を集めそうな製品がお目見えです。
今回ツアーに登場したのは、ツアープロにも使用者が多い『APEX UW』、中空ボディの『APEX PRO』アイアン、1ピース軟鉄鍛造のキャビティバック『APEX CB』アイアン、最新のソール形状を搭載した『APEX MB』アイアンの4機種。ツアープロも早速、続々とテストを開始しています」(キャロウェイゴルフ広報)
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既報の通り、石川遼が供給さればかりの『APEX MB』の3Iを初日に投入。なんとドライバーを抜くというチャレンジングなものだったが、「やさしい。球が上がりやすい見た目で、実際打つとその通りで高い球が出ます」と練習日の時点でコメントし、必要に応じて球を抑えたりできる“弾道操作の自在性”を評価している。
また、河本力は新しい『APEX UW』をテストし「やさしくて球が上がりやすく、前モデルよりも好印象です」とコメント。杉原大河も同様に「APEX UWは5Wよりも球が吹き上がらずに前に行く。一方で左につかまりすぎないけどスピンが程よく入るので使いやすいです」と言い、2人ともアイアンセットの“全取っ替え”には、さすがに慎重になった模様。
タイトリストが新作投入した先週も『T150』が現地にあったが、ほぼ全員のテストコメントが『T100』に対するものだった。今週のキャロウェイも男子ツアー会場ということで、この点は似たものになり、『APEX TCB』よりわずかに大きく見える『APEX CB』や、中空の『APEX PRO』へのコメントは確認できなかった。
ただ、『APEX MB』のフェース長が増し、3機種とも似たサイズ感に見えて、コンボセットとしても機能しそう。今後女子ツアーでもテストが加速するはずで、引き続きキャロウェイとタイトリストの“ツアーアイアン”に注目していく。