やっぱり1枚モノの軟鉄鍛造!キャロウェイ『X FORGED/同STAR/同STAR+』アイアン、4月上旬デビュー
日本のキャロウェイが企画した、日本人が大好きな“軟鉄鍛造”アイアンは世界の選手に大人気!?
配信日時:2024年3月7日 09時19分
キャロウェイが新しい『X FORGED』シリーズ3機種の4月上旬発売をアナウンス。『X FORGED』アイアンと言えば、2007年に発売され大人気になったが、その後、09・11・13・19・21年と6モデルが継続されてきたものの、昨今のツアーアイアンは『APEX』シリーズに置き換えられた感もあり、「軟鉄鍛造好き」の日本人のため、キャロウェイジャパンが企画・開発した。
「久々の復活となった『X FORGED』アイアンは、コンパクトでシャープなフォルムをしており、フェース背面の肉厚部分の面積も大きい、プロ・上級者向け仕様。2021年以来のリニューアルを果たした『XFORGED STAR』アイアンは従来通り、ややストロングロフト設定で飛距離性能も備えた設計となっていますが、細部に進化も果たしていることで、さらに高いパフォーマンスを発揮してくれます。
そして、新たに登場となったのが、『X FORGED STAR+』アイアン。最も大きなヘッドサイズとオフセットに、ワイドソールという、やさしさ重視の仕様が特徴的で、より多くのプレーヤーがフォージドの心地良い打感、打音を味わえるようになっています。なお、『X FORGED STAR+』アイアンのみ、CALLAWAY EXCLUSIVEでの展開となります」(同社広報)
既に女子プロ複数がシリーズを使用しており、西村優菜も『X FORGED STAR』を使用し、海外で活躍しており「どんな芝質でもプレーしやすい」と話しているそう。秘密は面取りしたソール形状。リーディングエッジ側は半円状に、トレーリングエッジ側も全体に面取りした【トライレベルソール】の効果で「ラフが深くても絡まずに抜けてくれ、フェースを開かなくても普通に打てるので右にすっぽ抜けるミスがなくなる」とか。
また、国内女子選手だけでなく、日本企画モデルは海外選手にも好評だとか。プロダクトを統括する茂貫太郎シニアマネージャーは「USPGA、USLPGA、DPワールドツアーのツアーレップを通して、『正に求めていたアイアンはこれだ』という応えが返ってきました」と話す。
「去年、メジャーの全米女子プロで勝ったイン・ルオニンが『X FORGED』にスイッチしているし、『APEX』を使っていたローズ・チャンもタテ距離が合うといって『X FORGED STAR』に変えてくれました。欧州ツアーでも『X FORGED』を使っている選手がいます。日本とアジアで受け入れてもらえるようにこだわって作った物が、ふたを開けてみたら世界で評価されるという予想外で面白い結果になりました」(茂貫氏)
最も小ぶりでオフセットの少ない『X FORGED』(6本・税込178,200円)の7Iロフトは33度。それよりひと回り大きな『X FORGED STAR』(同価格)は、前作と同様に7Iロフト29度。さらにラージサイズ、ワイドソールでオフセットも大きな『X FORGED STAR+』(同価格)は、7Iロフト30度となっている。