アレ!?ミウラじゃないの?アダム・スコットがキャリアで珍しいPINGの未発表アイアンで好調
PGAツアー「バターフィールド・バミューダ選手権」のツアーレポート。
配信日時:2023年11月12日 04時43分
<バターフィールド・バミューダ選手権 3日目◇11日◇ポートロイヤルGC(バミューダ諸島)◇6828ヤード・パー71>
来季の出場権を争うフェデックスカップ・フォール第6戦「バターフィールド・バミューダ選手権」の第3ラウンドが終了。アレックス・ノレンが首位で、カミロ・ビジェガスが2位と、19アンダーと18アンダーで41歳同士がつばぜり合いを繰り広げている。
小平智と同順位のトータル15アンダー・6位タイには、43歳のアダム・スコットも入っている。前々戦の「日本オープン」では、三浦技研と共同製作した『KM-700』ベースのプロトタイプアイアンの良さについて取材に応えたクラブ契約フリーのスコット。ところが、今大会ではPINGのプロトタイプアイアンに変更していた。
それが、既にティレル・ハットンはじめ、サヒス・ティーガラ、バッバ・ワトソン、シーマス・パワー、ホアキン・ニーマン、マッケンジー・ヒューズ、オースティン・エックロートらが移行した『ブループリントS』だ。これまでのキャリアはタイトリスト契約が殆どで、ミウラとの共同作業のあと、PINGに行くとは、超レアケースと言える。
PING『ブループリントS』で、ここまで54ホール中43回のパーオン(79.63%の5位タイ)を記録するなど、好調に見えるスコット。タイトリスト時代の終盤は自身のイニシャルを関した『681.AS』、そしてミウラで『AS』とのダブルネームの幾つものアイアンと、超アイアンにうるさい男がPINGという選択で迎える帰結に注目が集まる。