シン貧打爆裂レポート『XXIO X ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年12月7日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『XXIO X ドライバー』は、『XXIO 13 ドライバー』を使えるゴルファーを無視してチューニングしていると感じました。これは賛否両論あると思いますが、ブランド内の棲み分けを明確にすることは個人的には良いことだと思います。
結果として、45m/s前後のゴルファーに打ってもらったところ、方向性も安定して、飛距離も280ヤードが出たりして大騒ぎでした。『XXIO X ドライバー』は、上級者というよりもハードヒットできるパワーゴルファーにオススメできるクラブです。
個人的に好きなところは2点あります。一つ目はアドレスビューです。シャープに見えるヘッドで、無駄がないのです。好感触でした。例えるなら、無口だけどちょっと色気があるイケメンという感じです。
もう一つは、打音です。誤解をしないで欲しいと最初に書きますが、『XXIO』らしい打音です。『XXIO 13 ドライバー』よりも、『XXIO X ドライバー』のほうが、昔からの『XXIO』らしさに溢れていました。飛んでる気にさせる爆音です。(昔よりはたいぶ大人しいけれど)
『XXIO X ドライバー』は、気分良くゴルフができることを大事にしたドライバーでした。勝手なイメージですが、気心の知れた仲間と顔なじみのキャディとのお気軽なラウンドで、スコアを気にせずに遊んでゴルフをして、あれ? という感じでベストスコアを更新してしまうようなドライバーです。
試打クラブスペック
『XXIO X ドライバー』
ヘッド素材 Ti-811 チタン合金
フェース素材 チタン(Super-TIX 51AF)
ヘッド体積 460cc
ロフト 105度
ライ角 59度
シャフト MP1300 カーボン(S)
長さ 45.25インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』