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日本シャフトの“選手専用”の新フィッティング施設に同級生の池田勇太と藤田さいきは「住みたいレベル」

日本シャフトの“選手専用”の新フィッティング施設に同級生の池田勇太と藤田さいきは「住みたいレベル」

39歳の池田勇太&藤田さいきが、日本シャフト本社内に竣工された「選手専用」の新たらフィッティングスタジオのオープニングに馳せ参じた!

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年3月25日 09時46分

日本シャフト本社内に竣工された新フィッテングスタジオのオープンに駆けつけた、池田勇太と藤田さいき
日本シャフト本社内に竣工された新フィッテングスタジオのオープンに駆けつけた、池田勇太と藤田さいき

24日、神奈川県横浜市金沢区幸浦の日本シャフト本社にて、新フィッティングスタジオの発表会が行われた。登壇したのは、契約プロの池田勇太と藤田さいきで、シャフトメーカーとしては珍しく、プロと使用契約を結ぶ同社の目的が明らかになった。これまでも本社内で選手への調整を行っていたが、今回は選手専用のわずか1打席のためにかなりの広さの建屋を作った形。狙いについて同社グローバル統括の栗原一郎氏はこう言う。

【画像】わずか1打席で、前後左右に天井高も、かなりの広さの贅沢な空間

「一般のお客様には公開しておりませんが、プロやトップアマなど選手のフィッティングやクラブ調整のための施設としてオープン致します。そうしたプロのフィッテングを通して、データやフィードバックを次世代の商品開発に活かすため、研究施設としての運用となります。インドア向けのトラックマン『IO』を導入し、打席奥はガラス張りになって工房を併設しており、プロやトップアマの方がシャフトを差し替えて打っているスイングを見ながら作業できる施設となります」(栗原氏)

打席奥の工房から、選手のスイングをつぶさに観察もできる

打席奥の工房から、選手のスイングをつぶさに観察もできる

39歳の同級生でジュニア時代から親交の深い池田と藤田。新施設について藤田が「ここに住みたいくらい快適。自分の私物を置いていこうかな」と冒頭からジョークを飛ばしたが、池田も応じて「綺麗なのは当たり前。年齢的な問題やここ3年の怪我(顎関節症)もありましたけど、今年のオフはそういった理由から初めて天候や気温に左右されない室内の練習場でデータを見ながら球打ちを重ねてきて、こういった施設の良さを実感している」と話していた。
 
また、池田に新作『N.S.PRO MODUS³ TOUR110』のインプレッションを聞くと、こう特徴を教えてくれた。

「ジャパンゴルフフェアのトークショーでも話したんだけど、新しい『モーダス110』の扱い方について、僕はアマチュアの方には【1フレックス落としていい】と説明してるんですよ。今回のモノは、元々120g以上を使ってきた人にとって“軽量モデル”という位置づけになるかと思いますが、手元側にしなりを感じるものの、中間部から先端までかなりしっかりしているのが『110』の特徴になります。これはしならせて振れれば精密に左右のブレを減らしてくれるのだけど、少しハードに感じる人も多いかもしれない。

だから、これまでの他の日本シャフト製スチールの『S』だったからといって、同じフレックスではなく、【1フレックス落としてR】といった具合に選んでもらうと、軽量作でも横ブレしないメリットと、しなりを感じて振れると思います。僕自身はかねてから(N.S.PRO MODUS³ TOUR125)『システム3』がずっとエースで、ここ3年の怪我もやっと癒え、今年は怪我する前のヘッド(PXG)を準備して調整しようかなと。去年まではコブラのアイアンで、今年もウッドはコブラの新作をテスト中です」(池田)

聞けば、池田にとってこの日のPXG『0317STプレーヤーズ』アイアンは初打ち。やっと怪我が癒え、リスタートを切る上で再度怪我する前のPXG製アイアンで開幕に備える模様。また、契約フリーでどんなヘッドでも快適に打てるのは、「もはや体や腕の一部」と言う日本シャフト製スチールシャフトがあるからこそと言う。

池田も藤田も四十代を目前にして、体のケアや練習内容、道具の変化も細かく調整が必要な世代。若い頃を基準としたスペック論はミスマッチを招くため、日本シャフトのサポートを受けて常に“今の自分の状態”を確認&調整し、今季の飛躍を誓っていた。

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