シン貧打爆裂レポート『PARADYM ユーティリティ ノーマル/X/MAX FAST』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年2月16日 08時00分
■注目ポイント
キャロウェイは、2023年2月24日に3種類の『PARADYM ユーティリティ』を発売します。『PARADYM ユーティリティ』、『PARADYM X ユーティリティ 』、『PARADYM MAX FAST ユーティリティ』のラインアップです。
『PARADYM X ユーティリティ 』は、公式オンラインストアおよびCALLAWAY EXCLUSIVE 取扱店舗での限定発売となります。
スタンダードモデルの『PARADYM ユーティリティ』、つかまえて飛ばす『PARADYM X ユーティリティ』、軽さで楽に飛ばせる『PARADYM MAX FAST ユーティリティ』。自分に合う1本を見つけやすいラインアップになっているようです。
『PARADYM ユーティリティ』のコピーは、“左右のブレを抑え ピンデッドに攻める”です。安定性とスピン性能を強調しているようです。
『PARADYM X ユーティリティ』のコピーは、“飛ばせる「つかまり」でグリーンを狙う”です。つかまりとスピンの両立という感じでしょうか。シンプルに伝わります。
『PARADYM MAX FAST ユーティリティ』のコピーは、“ライを選ばず振り抜ける 攻めの軽量設計”です。比較的大人しいコピーが並ぶ中で、急に強いコピーです。ライを選ばないやさしさが本当なら凄い武器ですから、興味津々です。
今回試打するのは、それぞれの4番で、純正シャフトでフレックスはSですが、『PARADYM X ユーティリティ』のみ、シャフトフレックスがSRになります。
『PARADYM』シリーズのユーティリティの最初のテクノロジーは、信頼されているフェースの裏側でクラウンとソールを支えて初速を上げる「JAILBREAK」の形状をコウモリの羽のように進化させて搭載しています。そして、「AI FLASH フェース」も、モデル別専用設計になっています。ソールには「タングステン・スピード・カートリッジ」を初搭載して、低重心化と安定性の向上を狙っています。ソール後方には「カットウェーブソール」と呼ばれる波状の溝があります。これは抜けの良さなどに繋がるようです。
全体の特徴として、よりウッドからの流れを大事にするフォルムになりました。丸みがあるヘッドのほうが安心できるゴルファーが多いので、この形状は高評価になると思われます。
ユーティリティがヘッドが小さいので、テクノロジーが目一杯搭載されていることは珍しいのです。大概は、シリーズで目玉にしているようなテクノロジーはユーティリティだけ未搭載だったりします。しかし、『PARADYM』シリーズのユーティリティは、しっかりとテクノロジーが搭載されています。自然に期待が高まります。
3種類のユーティリティは、どんな個性を持っていて、どんなゴルファーに向いているのか? 注目しながら試打ラウンドをすることになりました。
試打した日は、晴れで、気温は0度~7度。微風でした。クラブの影響だけがわかるように、ボールは、使い慣れた『TOUR B X』を使用しました。(撮影用の一部のショットを除く)
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』