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    ガーミン至高のGPSウォッチは『アプローチS70』に非ず?『epix Pro』『fēnix 7 Pro』をコースで試してみた!

    ✦取材協力/TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21(京葉カントリー倶楽部)

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年6月17日 01時19分

    • PR記事
    • ギア
    • 岩井明愛
    • 岩井千怜
    • 航空機ではナビゲーションだけでなく、通信・飛行制御などコックピットの製造でパイロットや乗客の安全を支える(左)海洋分野では船舶のナビゲーションだけでなく、魚群探知機など海洋電子機器を手がける(中)自動車分野では、カーナビや車載インフォテイメントを製造し、自動車エレクトロニクス分野をリードする(右)
    • ガーミンは、ナビゲーション分野のリーディングカンパニーとして、世界トップクラスの計測技術が高く評価される有名なブランド
    • これが「ガーミン」の本当のフラッグシップモデル。チタン製のベゼルとバックパネルで、軽量かつタフで防水性にも優れる
    • フラッグシップモデルは「ロングバッテリーのfenix 7 Pro」と「見やすい表示のepix Pro」が選べる形に
    • 上段が「ホールレイアウト」の表示の違い。下段が「ハザードビュー」の表示の違い。ゴルフに特化した『アプローチS70』により近いのは『epix Pro』だ
    • 「ハザードビュー」の表示も各モデルで微妙に異なるが、「バンカーまで217ヤード」のGPS計測数字はどれも正確で同じ
    この記事の写真 22 枚を見る

    ガーミンは世界トップクラスの計測技術で「航空・船舶・自動車」をはじめとする電子機器を提供するアメリカのブランド

    ガーミン(GARMIN)のGPSウォッチは歴史が長く、多機能性と多様なラインナップ、ユーザーフレンドリーなデザインで非常に多くのユーザーに愛されている。他社と何が違ってここまで評価されているのか? ツアープロコーチで、過去には片山晋呉の「マスターズ」専属キャディとして支えた、谷 将貴が徹底チェックすることに。

    番組アシスタントは、マイナビネクストヒロインツアーでも活躍する、山本ひより。冒頭から「ガーミンってどこが凄いか? どこの国のブランドか知ってますか?」と谷コーチから聞かれて「???」と首を傾げる山本。これは我々ゴルファーの多くも同じ反応をする人も多いだろう。

    航空機ではナビゲーションだけでなく、通信・飛行制御などコックピットの製造でパイロットや乗客の安全を支える(左)海洋分野では船舶のナビゲーションだけでなく、魚群探知機など海洋電子機器を手がける(中)自動車分野では、カーナビや車載インフォテイメントを製造し、自動車エレクトロニクス分野をリードする(右)
    ガーミンは、ナビゲーション分野のリーディングカンパニーとして、世界トップクラスの計測技術が高く評価される有名なブランド
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    航空機ではナビゲーションだけでなく、通信・飛行制御などコックピットの製造でパイロットや乗客の安全を支える(左)海洋分野では船舶のナビゲーションだけでなく、魚群探知機など海洋電子機器を手がける(中)自動車分野では、カーナビや車載インフォテイメントを製造し、自動車エレクトロニクス分野をリードする(右)

    「ガーミン」は1989年に米国カンザス州にて創業され、GPSナビゲーション市場に参入。1993年から航空機のコックピットの計器を手がけ、次々に船舶自動車の計器など、人命を預かる最もシビアな業界で世界トップクラスの計測技術を用い、イノベーティブな製品でB to Bを中心に技術力が信頼されてきた。

    その磨き上げた計測技術を、一般コンシューマー向けの商品として展開したのが、我々が知る「フィットネス」「アウトドア」「ゴルフ」「ランニング」などのウエアラブルデバイスだ。スマホ全盛の昨今は、似たようなデバイスが数多く登場しているが「ガーミン」は元々の出自と【保有技術が全く違う】というわけだ。

    ガーミンの至高は『epix Pro』『fēnix 7 Pro』

    これが「ガーミン」の本当のフラッグシップモデル。チタン製のベゼルとバックパネルで、軽量かつタフで防水性にも優れる

    これが「ガーミン」の本当のフラッグシップモデル。チタン製のベゼルとバックパネルで、軽量かつタフで防水性にも優れる

    ここまでは、日本のゴルファーが知らなくても当然かもしれないが、山本が「今回はガーミンのフラッグシップモデルの『epix Pro』『fēnix 7 Pro』をご紹介したい」と話しだす。こう聞いて「えっ!ガーミンのフラッグシップは『アプローチS70』じゃないの?」と思った人は、なかなかの“GPSウォッチ通”と言える。

    そう、完全に「ゴルファー向け」と言えるのは『アプローチS70』で合っているが、これと同等のナビ機能を備えた上に、ゴルフ以外のビジネスシーンや普段使いにも選ばれる、多用途性を持つものこそが「ナビゲーションのガーミン」にとって本当のフラッグシップ。米国ではむしろこちらがベストセラーとなるが、『アプローチS70』とどんな差があるのだろうか。

    フラッグシップモデルは「ロングバッテリーのfenix 7 Pro」と「見やすい表示のepix Pro」が選べる形に
    上段が「ホールレイアウト」の表示の違い。下段が「ハザードビュー」の表示の違い。ゴルフに特化した『アプローチS70』により近いのは『epix Pro』だ
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    フラッグシップモデルは「ロングバッテリーのfenix 7 Pro」と「見やすい表示のepix Pro」が選べる形に

    まず、『fēnix 7 Pro』ソーラー充電対応で、スマートウォッチモードにすると約37日間(fēnix 7X Proの場合)も稼働できるロングバッテリーの対応モデル。かたや、『epix Pro』の方は、色彩がハッキリで見やすいAMOLEDディスプレイを採用したモデルだと、ざっくり違いを説明する山本。2つとも『アプローチS70』と同等のゴルフナビ機能に加え、MIL規格(アメリカ国防総省)準拠のタフネス性と、ガーミン最新の光学式心拍計も搭載している。

    「タフネス性」と聞くと、重さやゴツさも気になるところだが、ベゼルとリアカバーはチタン製で、耐衝撃性と耐防水性がありながらも板状かつ軽量になっている。加えて、2つとも暗い場所で安心して行動するため、LEDフラッシュライトも内蔵。夜間のランニング時や散歩時にも安心だ。

    と、ここまで『アプローチS70』と異なる基本スペックの違いは理解した所で、最も大切なのは、やはりラウンドでどう使えるか?ゴルフ用途に特化した『S70』と、それ以外の用途にも使えるフラッグシップ『epix Pro』『fēnix 7 Pro』の性能の差を、京葉カントリー倶楽部を実際に回ってチェックしていく。

    コースレイアウトも、ハザードビューも全部わかりやすい!

    「ハザードビュー」の表示も各モデルで微妙に異なるが、「バンカーまで217ヤード」のGPS計測数字はどれも正確で同じ
    「初めてのコースだしこの見た感じだと、GPSがなければ右を狙って危険なサイドに入っていたかもしれません」と、山本
    風向きも考えて217ヤードで入るバンカーを気にせず、ドライバーでフェアウェイキープした山本
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    「ハザードビュー」の表示も各モデルで微妙に異なるが、「バンカーまで217ヤード」のGPS計測数字はどれも正確で同じ

    「ここのコースは初めてです」と、山本。まずは『アプローチS70』を身に着け、『epix Pro』『fēnix 7 Pro』の表示差を確認すると、ティグラウンドでは「右はダメなホールです」と谷コーチが助言する。『fēnix 7 Pro』は樹木のディテールがない簡素なイラスト表示だが、表示される数字はGPSにて全て同じ。シンプルな表示が好きな人に見やすいと言える。

    また、谷が「バンカーに入らないよう打つ必要がある」と助言するが、山本が「ハザードビュー」を確認すると、ワンタッチで瞬時に高低差も加味して計算されて「217ヤードでバンカーに入るので、普通なら3Wですが1Wでも大丈夫そう」と、山本。距離を正確に把握したことで安心して打つと、練習ナシでもいきなりナイスショットでFWキープした。

    手首の細い谷コーチ。ソフトなベルトと細かなアジャスターでピッタリフィット。スイングをしても気にならないという

    手首の細い谷コーチ。ソフトなベルトと細かなアジャスターでピッタリフィット。スイングをしても気にならないという

    『epix Pro』を着けて試した谷コーチは、元々細身で「手首もかなり細い」。『アプローチS70』を使用するゴルファーが周囲や顧客にあまりに多く以前から気になっていたそう。初体験の『epix Pro』についても「ボクは黒が好きなんですが、このワントーンの黒い画面もカッコイイ」とベタ惚れ。また「ベルトがソフトで着け心地がいいし、アジャスターが細かく調整できていい」と話す。
     
    使うほど「バーチャルキャディ」が正確に

    当日は使い始めたばかりで試せなかった機能だが、フラッグシップモデルには「まるで専属キャディ」のようなAI推奨機能が!

    当日は使い始めたばかりで試せなかった機能だが、フラッグシップモデルには「まるで専属キャディ」のようなAI推奨機能が!

    ガーミンのGPSウォッチは、超高精度なGPS技術を駆使しリアルタイムで正確な位置情報を提供してくれるが「ショット追跡機能」を搭載しており、各ショットのデータを自動的に記録。データはラウンド終了後にアプリで詳細分析でき、ゴルファーは自身のプレーを振り返って改善点を見つけることができる。(※ 後述)

    クラブ選択も記録でき、各クラブのパフォーマンスを評価できるため、使うほど「自分の7番の実際の平均距離は140ヤード」など自分の実力をリアルに把握できる。加えて、フラッグシップ機種には「バーチャルキャディ」モードを実装。標高や過去のスイングデータに基づいて、まるでプロの専属キャディのように推奨の番手を提案してくれる。

    打ち上げでグリーン周りが全く見えない状況でも、グリーンのエッジまでを正確に確認。迷わず8番アイアンを振り抜いた山本
    打ち上げなどでは、無意識に「届かないかも」と普段力んでミスをしていた山本だが、そういうミスをあらかじめ防止できる
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    打ち上げでグリーン周りが全く見えない状況でも、グリーンのエッジまでを正確に確認。迷わず8番アイアンを振り抜いた山本

    2打目はかなり打ち上げでグリーン周りの状況が見えないが、山本は即座に『fēnix 7 Pro』で「エッジまで何ヤードか?」をチェック。ツアープロは本来、細かなコース情報が記入された【ヤーデージブック】を購入して「何ヤードキャリーを打てば乗るか」「ピンはエッジから何ヤード入っているか?」を確認するが「コレと同じで『fēnix 7 Pro』の方がすぐに分かる」と、山本。

    グリーン奥やピンのある左サイドなど「外してはいけない場所」を把握した上で、「エッジまで打ち上げ含めて最低140ヤードを打つイメージ」と、8番アイアンを打っていく。あらかじめ距離を把握した山本は、やはり打ち上げでも途中で力んだりせず、グリーンに行ってみるとピンハイ左5メートルで、難なくパーをゲットした。

    グリーン上の起伏チェックで「スコア激減」

    ショートホールで最初の表示は「145ヤード」
    指で画面をワンタッチすると、即座に高低差を計算して「133ヤード」と表示。これで番手がより明確に
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    ショートホールで最初の表示は「145ヤード」

    次は、ホール表示が145ヤードの打ち下ろしのショートホール。コースを熟知する谷コーチは「このグリーンはお饅頭のようになっていて、実は左奥がダメなんです。山本さん、こういう時に『アプローチS70』と同様に『epix Pro』『fēnix 7 Pro』でもグリーン上の傾斜を把握してから打つと、よりリスクヘッジできますよ」と言う。

    ワンタッチですかさず高低差の計算が表示されたが、狙うべきラインを「グリーンの傾斜を読んで打てばよりスコアを減らせる」と言う。「左奥に向かって下ったグリーンで、右サイドはブルーで表示されたように比較的平らですから、ドローが持ち球の山本さんは右サイドに保険をかけて狙いましょう」と、谷コーチ。
    ※ Green Contour(グリーン傾斜情報)は有料サブスクリプションに加入が必要

    ティグラウンドで、あらかじめグリーンの傾斜を調べることが出来るため、打つべきラインをより明確にしてリスクヘッジ可能
    グリーン上に行ってみて、驚く2人。グリーンの傾斜の表示が、自分の目線と同じ向きに回転してくれる
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    ティグラウンドで、あらかじめグリーンの傾斜を調べることが出来るため、打つべきラインをより明確にしてリスクヘッジ可能

    見事ナイスショットした山本のドローボールは、ピンハイ7メートルで、上りのスライスラインのバーディパット。ここで、谷コーチがすかさず「グリーン上でも傾斜表示がホントに凄いんですけど、これ、自分の向いている方向と連動して、表示がどんどん切り替わってくれるんです」。

    山本も「今までヤーデージブックを回転させて見てましたが、そういうのも要らないですね!」と、ここも難なくタップインパーだ。谷コーチは「アマチュアの方のパッティングって、そもそもラインを読み間違えたのか、自分がミスしたのか、どちらか判別できないのが大半ですが、こういう情報があれば迷いがなくなってスコアが良くなる」と、太鼓判を押す。

    “振り返り”と“次の対策”に威力を発揮

    全てのショットを自動的に記録してくれる「ガーミンオートショット」機能。ショットの軌跡を全て後からアプリで確認できる

    全てのショットを自動的に記録してくれる「ガーミンオートショット」機能。ショットの軌跡を全て後からアプリで確認できる

    最終ホールに来て、谷コーチは「ここまでガーミンを使ってきて、プロの練習ラウンドみたいに、各ショットの距離を全て記録してくれるのが凄いなと」と、しみじみ話す。プロのヤーデージブックには、打った際の風向き・実際のキャリー・トータル距離など、びっしりと書き込まれるが、アマチュアは「それを知らない」とか。

    プロは詳細に記憶も記録もして本番に活かすが「ガーミンオートショットなら、ヤーデージブックが要らない」とも。山本も「コレがあれば詳細なデータが残っているから、あとで振り返ったり改善点も見つけやすいですよね」と言うと、「そう! プロのように練習ラウンドで沢山書き込むとか、ガーミンがあれば不要になりますよ」と応じる。

    「Garmin Golf」アプリは、CT10を使用して記録した番手ごとの自身の実際の飛距離を把握できる。ラウンドの際にデバイスに入力したスコアカードやショットの記録からコースごとの統計を確認可能
    (左2つ)ショットの概要やリカバリーショットのスタッツを表示(右)ドライブ、アプローチ、チップ、パットのスタッツを表示
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    最終ホールの2打目も完璧なショット、3打目も無難につけてバーディ逃しのパーと、「ガーミン」のフラッグシップ『epix Pro』『fēnix 7 Pro』のテストラウンドを終えた山本。上々の結果に笑顔で「思ったより使いやすくて操作もシンプルでした」と振り返る。スマホ世代の山本だけでなく、50代の谷コーチも「そう、シンプルで使いやすいのが一番」と応じる。

    また「ゴルフは再現性のスポーツ。ミスの原因を分析して振り返るのに、一箇所(アプリ)にデータが集まっているのが最高」と言う。山本も「無いとダメというか、あると本当に楽しめます。欲しすぎるゥゥ~~!!」と地団駄を踏む。GPSウォッチとしてスコアのためだけでなく、様々な用途に使える「ガーミン」のフラッグシップモデル『epix Pro』『fēnix 7 Pro』。必携の1台だ。
     
    ✦取材協力/TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21(京葉カントリー倶楽部)
    ✦問い合わせ/ガーミンジャパン株式会社(https://www.garmin.co.jp/
    ✦『fēnix 7 Pro』詳細(https://www.garmin.co.jp/products/wearables/fenix-7-pro-sapphire-carbongray/
    ✦『epix Pro』詳細(https://www.garmin.co.jp/products/wearables/epix-pro-47-gray/

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    • 岩井明愛
    • 岩井千怜

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