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    岩井明愛と千怜 アプローチの打ち方が異なる2人のウェッジは、ソールに違いがあった!

    岩井明愛と千怜のツインズはともに今季3勝を挙げるなど、好調をキープしている。彼女たちのウェッジを見ると、ソール形状に違いがあった。その詳細をレポートしたい。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年10月30日 07時00分

    • ギア
    • 岩井千怜
    • 岩井明愛
    • ウェッジ
    明愛も千怜もウェッジは、『ヨネックス EZONE W 501』を採用している
    明愛も千怜もウェッジは、『ヨネックス EZONE W 501』を採用している
    • 千怜使用の『ヨネックス EZONE W 501』の58度。バンスは12度でほとんど市販モデルと形状は変わらない
    • 千怜使用の『ヨネックス EZONE W 501』の58度。傷がタテに真っすぐ入っており、スクエアに振っていることが分かる
    • 千怜使用の『ヨネックス EZONE W 501』の58度。トップラインが丸くボールを包み込めるイメージが持てる
    • 千怜使用の『ヨネックス EZONE W 501』の58度のソール
    • 『N.S.PRO 950GH S』シャフト。アイアンはカーボンの『レクシスカイザ i 8S』を採用
    • 50・54・58度:ヨネックス EZONE W 501(N.S.PRO 950GH S)
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    岩井明愛と千怜のツインズはともに今季3勝を挙げるなど、好調をキープしている。彼女たちのウェッジを見ると、ソール形状に違いがあった。その詳細をレポートしたい。

    岩井千怜と明愛のウェッジを激写! ソール形状に違いがあった【写真】

    明愛も千怜もウェッジは、ヨネックス の『EZONE W 501』を採用している。ともに50・54・58度と同じロフト構成で仕上げている点が面白いところだが、ヘッドに違いはあるのだろうか? ヨネックスの女子ツアー担当に聞いた。

    「千怜プロはバンス12度とバンスが多いタイプ。地面にソールを当ててバーンと滑らせる打ち方が得意です。球が低く出て、スピンが利く打ち方。バンスが多くないと上手く打てないと思います。ソール形状はほぼ市販モデルと同じですね」

    一方で、明愛の打ち方とソール形状は千怜と異なるようだ。

    「明愛プロは割とサラッと払い打つタイプ。バンスは12度から多少削っています。サラッと打つぶん、フンワリとした球を打てますね。もちろん、スピンをかける打ち方などもしますが、千怜プロのバンスを当てる打ち方と異なります。ソールが開きやすいようにトゥ・ヒール側、後ろ側を削っています」

    ウェッジのシャフトは明愛が『N.S.PRO 950GH neo S』、千怜が『N.S.PRO 950GH S』を使用。シャフトの動きに違いはあるのだろうか?

    「『N.S.PRO 950GH neo S』も『N.S.PRO 950GH S』もアプローチでそれほど大きな動きの違いはないと思います。千怜プロはアイアンはカーボンシャフトで、ウェッジはスチールシャフトを使います(明愛はウェッジと同じスチールシャフトを使用)。スチールを使うのは、重量が欲しくて振りやすいからだと思います。フェースに球を乗せて打ちたいので、ハンドファーストに当てたい。スチールシャフトだと遅れて当てられるのだと思います」

    『EZONE W 501』は、フェース表面の溝と溝の間に0.025 ㎜以下の微細な凸のラインを仕上げている。それによってスピン量が向上。岩井姉妹はウェッジのスピン量に満足しているという。

    パワフルなショットに加えて、高い技術で寄せワンを取る岩井姉妹。愛用ウェッジでさらなる勝利を重ねるに違いない。

    ◇ ◇ ◇

    岩井千怜の14本を激写。関連記事【今季3勝・岩井千怜の14本を直撃! 「ちょいフックフェースで”球が長く乗る”1Wがいいんです」】を読めば、その強さに秘密が分かる。

    岩井千怜の中学時代の部活はゴルフじゃなかった?面白いプロフィールと驚異的な成績をチェック川﨑春花のダフリ防止レッスン 「ダウンで真下に沈み込み〜、左ヒザを伸ばしてジャンプ!」

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    • 岩井千怜
    • 岩井明愛
    • ウェッジ

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