米国テーラーメイドがUSGAとR&Aが提案する「飛ばないボール」への意見を募集
米国テーラーメイドがゴルフボールの「モデル ローカルルール」に対するゴルファー調査を開始した。
配信日時:2023年3月23日 06時08分
米国テーラーメイドが、USGAとR&Aが各メーカーに提案中の、エリートプレーヤーの競技に関する「飛ばないボール」採用に関する「モデル ローカルルール」に対して下記声明を発表。ゴルファーからアンケートを行い、この問題に関する調査を開始している。
「USGAとR&Aは最近、高度なスキルを持つゴルファーが2026年以降、別のゴルフボールを使用しなければならないモデルローカルルールを作成する提案を発表しました。これは、私たちのスポーツに分岐を導入するもので、ゴルファーは、プロと異なる道具でプレーすることを意味します。ゴルフの魅力の大部分は、『私にもできる』という根底の感覚にあると私たちは考えています。そして、プロと同じ道具を使うことで、プロの才能をより正確に感じることができます。
マディソン・スクエア・ガーデンでプレーしたり、スーパーボールでタッチダウンしたり、ワールドカップで決勝ゴールを決めることがどんなものかは、ほとんどの人が知る由もありません。が、セントアンドリュースに行き、スイルカンブリッジを渡り、一瞬でもプロがどんなものかを感じることはできます。彼らの靴を履いて歩き、同じコースでプレーし、同じ道具を使う。それが、私たちがこのスポーツを愛する理由の一部です。
USGAとR&Aは、この提案とその潜在的な影響について、すべてのメーカーがフィードバックを提供できる窓口を用意しました。この発表を受け、その理由と影響を理解しようとしたとき、私たちの会話はすべて、ゴルファーの皆さんという一つの場所に戻ってきました。私たちは、あなたの声を聞きたいと思っています」(米国テーラーメイド)
米国だけでなく、世界中のゴルファーからアンケートを求める同社。「アマチュアでも、プロと同じボールを使い続けたいのか?」それとも「プロの飛距離を規制した方がいいのか?」。あなたもいちゴルファーとして意見を送ってほしい。