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    アイアン上位10モデルの平均ロフトは7番で29.2度!【アイアン売り上げランキング】

    5月15日~5月21日の売り上げランキング。

    配信日時:2023年5月27日 11時30分

    • ギア
    ストロングロフトでつくられたアイアン部門1位のPINGのG430シリーズ
    ストロングロフトでつくられたアイアン部門1位のPINGのG430シリーズ
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    アイアン部門は先週と変わらず「G430」が1位、「スリクソンZX5 MkⅡ」が2位で、今年はこの2モデルがアイアン市場をリードしている。それに続くのが4位の「パラダイム」、5位の「ステルス2」、6位の「ゼクシオ12」という大手メーカーの人気シリーズだ。

    アイアンのトップ10を見ると、人気上位モデルのほとんどがストロングロフトタイプになっていた。かつては7番アイアンのロフトが30度未満になると「飛び系のストロングロフト」と言われたが、上位10モデルの7番アイアンのロフトを調べると平均が29.2度。つまり現在では、ロフト30度未満の7番アイアンは特別ではなくスタンダードになりつつあるということ。その傾向についてヴィクトリア所沢店のゴルフ担当・近藤勝彦さんに話を聞いた。
     
    「1位の『G430』も7番でロフト29度ですし、今はそのロフト帯が一番売れています。やっぱり、昔よりもアイアンに飛距離を求めるゴルファーが増えてきていて、6番で打っていた距離を7番で打てるようになると心理的に安心感があるようです」
     
    アベレージモデルだけでなく、ツアーモデルのアイアンもロフトが立っているモデルが人気があるようだ。かつてツアーモデルのアイアンだと7番で34度前後が標準だったのだが、
     
    「最近のアスリートモデルのアイアンで売れるのは7番でロフト30、31度くらいのモデルです。評判のいい『スリクソンZX5 MkⅡ』も7番が31度です。中・上級者もアイアンで飛距離を出せる優位性を感じてきていると思います」
     
    数年前は飛び系アイアンが大ブームとなったが、最近は『ちょい飛び系』がアイアンのトレンドになりつつあるようだ。
     
    アイアン売り上げランキングトップ3
    1位 ピン G430
    2位 ダンロップ スリクソンZX5 MkⅡ
    3位 ピン i230

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