シン貧打爆裂レポート『BIG BERTHA フェアウェイウッド & ユーティリティ』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年8月2日 08時00分
注目ポイント
キャロウェイは、2023年7月14日に『BIG BERTHA フェアウェイウッド & ユーティリティ』を発売しました。
ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンのフルラインナップです。
『BIG BERTHA フェアウェイウッド』のコピーは、“ボールの上がりやすさを徹底追求。この安定感は、自信に変わる”です。
『BIG BERTHA ユーティリティ』のコピーは、“すべてを一新し、さらに使いやすく。ロングアイアンに代わる最良の選択肢”です。
どちらも明確なメッセージが伝わってくるコピーとなっています。今回の新シリーズのラインナップ全体のコンセプトが“スライスキラー”ですが、コピーを見る限り、優先順位のトップは、別の機能のように感じました。
『BIG BERTHA フェアウェイウッド』は、アドレスビューで、投影面積が大きく、ペタッと見えるシャローフェースだとわかります。安心感を得るシェイプです。前モデルは、強烈なオフセット(フェースをグースさせていた)が印象的でしたが、新しいモデルは、オーソドックスで美しいビューです。
今回はスプーンのみの試打ですが、番手別に設計された「JAILBREAK BATWING テクノロジー」は、最新のコウモリの羽に似た形状を採用しています。同じく、番手別に設計された「フェースカップとの組み合わされたAI FLASHフェース」は、すでに、実績がある飛距離アップに貢献してくれそうです。
『BIG BERTHA ユーティリティ』は、前モデルのオフセットがなくなり、ほぼストレートになりました。構えやすいシェイプです。フェアウェイウッドと同様に、番手別に設計された「JAILBREAK BATWING テクノロジー」と「AI FLASHフェース」を採用しています。「プレシジョン・タングステン・インナーウェイト」は、見えませんが、ヘッドの内部で、最適に重量配置することで、ボールを上げやすく、打ちやすさを向上させます。また、今回から、「アジャスタブルホーゼル」になったので、弾道の微調整が可能です。
『BIG BERTHA フェアウェイウッド』は、ロフト16度の3番。『BIG BERTHA ユーティリティ』は、ロフト21度の4番と、24度の5番を試打します。
試打した日は、晴れで、気温は23℃~29℃。微風でした。
クラブの影響だけがわかるように、使い慣れた『TOUR B X』を使用しました。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』