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    【▲ネック】のデジャヴ!? オデッセイ『スクエア2スクエア』の【開閉しない性能】に、再び尋問するしかない

    ツアーで話題の「フェース開閉しない」パターが、オデッセイからも出る!? これは、担当者を尋問するしかないッ!

    配信日時:2024年11月22日 11時59分

    • ギア
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    【フェースが垂直に座り、開閉がすごく少ない】パターと言えば、ここ数年は「L.A.B. Golf」と相場が決まっていた。が、この秋まさかの展開で、オデッセイも市場参戦!内心「真似したってこと!?」と荒ぶる記者は、オデッセイの担当者を尋問することに。(このくだり、何回目!?)
    ▶なぜ、オデッセイが【三角ネック】? 本当に真似じゃないのか? 担当者を尋問した

    形状は普通だが、特許は大丈夫?


    PGAツアー起点で、昨今のパタートレンドに2つの動きが出ていた。それが【1】オデッセイの中尺『ジェイルバード』3連勝(クラーク➡ブラッドリー➡ファウラー)と、【2】『L.A.B. Golf』を使うベテラン勢の復活優勝(L・グローバーとC・ビジェガス)だ。ところが『ジェイルバード』の世界的な人気の起点だった、リッキー・ファウラーが直近でL.A.B. Golfの『DF3』へ移行するなど、2つのトレンドを行き来することから、さらに目が離せない。

    ▶▶リッキー・ファウラーが復活V。『VERSA JAILBIRD』がPGAツアー3連勝
    ▶▶▶“長め”が来る!ファウラーの中尺とは別の復活劇、43歳のルーカス・グローバーが『L.A.B.』の長尺で連勝した理由

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    この動きを察知していたのか、オデッセイがこの秋『Ai-ONE スクエア2スクエア』なる3機種をツアー供給した。L.A.B. GOLFと微妙に異なるが【トウが垂直を向く】タイプで、ヘッドの重心点にストレートシャフトが挿さっている。しかも人気の『ジェイルバード』を用意する周到ぶりで、正直「これってL.A.B. GOLFを真似て、しかも殺しに来ているのでは?」と思う人も多いはず。

     2016年に『トウアップ』を発売済み
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    オデッセイの担当者に、以前のトラス人気の後の▲ネックの時と同様に「これは特許侵害ではないのか?」と尋問を開始した。すると、例によってあの回答。「人聞きの悪いことはやめてください。特許侵害など全くなく、オデッセイが以前から市場に提案してきた、ストロークバランストウアップバランスを記者さんならご存知ですよね?」と返す刀でバッサリだ。

    「L.A.B.はゼロトルクを提唱し【トウが上を向く】というより【どこでも静止する】と認識しています。逆に『スクエア2スクエア』はあえてヒール側のウェイトを重くし、意図的にトウが上向きで静止するよう設計した。ゼロトルクとコンセプトは近いですが、全くの真似ではありませんよ」

    2017年の『トウアップi』(右)
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    2017年の『トウアップi』(右)

    L.A.B. GOLFは開閉しないテクノロジーを「ライ角バランス」と呼ぶが、オデッセイは昔から同様のトウが上を向くバランスを「トウアップバランス」「ストロークバランス」などと呼んできた。直近で記憶に新しいのが、2016年作『トウアップ』と、翌年17年作の『トウアップi』である。

     「トルクバランス」のイーデルにも対応?


     その2016年前後といえば、アマチュア時代から独自の理論やギアを好んで話題となっていた、ブライソン・デシャンボーが使う『イーデルゴルフ』が話題だった。そのイーデルもまたフェースが垂直に座る「トルクバランス」なる理論を提唱しており、追随したオデッセイが『トウアップ』を発売した記憶が蘇る。

    2010年に発売された、オデッセイ『バックストライク』シリーズ
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    2010年に発売された、オデッセイ『バックストライク』シリーズ

    そう担当者に水を向けると「それより前からオデッセイは垂直に座るパターを発売してますよ。曲がったシャフトがヘッド後方に挿さった『バックストライク』を覚えていませんか? あのユニークなパターの提案が2010年のことで、オデッセイが最初に提案したものです」と、返される。

     『バックストライク』は「ストロークバランス」


    そう、今から14年前にあまりに奇天烈なパターが発売された。これは用品担当記者には、忘れたくても忘れられないほど強烈な記憶。『バックストライク』はシャフト延長線が完全にマレット型ヘッドの重心点を指し、トウが地面と垂直に座るバランスの元祖と言え、当時オデッセイは「ストロークバランス」と呼んでいた。

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    つまり、トウが上向きに座るのはオデッセイが先で「決してL.A.B. Golfの真似ではない」との言い分は正しい。とはいえ「最近のL.A.B. GOLFのツアー人気の影響が無いと言えば嘘になります」と担当者。やはりアダム・スコット、リッキー・ファウラー、フィル・ミケルソン、ウィル・ザラトリスらビッグネームが「L.A.B.を使用する流れに楔を打ち込む意図はある」そう。

     『スクエア2スクエア』は『ジェイルバード』がプロに人気


    今回の『スクエア2スクエア』がズルいのは、高MOIで3連勝しツアー人気が爆発した『ジェイルバード』と「トウアップバランス」を合体させたこと。実際「ツアー人気も『ダブルワイド』とツノ型の『#7』もある中、圧倒的な人気が『ジェイルバード』になります」とのこと。高MOIとフェース開閉がない利点を完全融合させた上に、ショートしづらい『Aiスマートフェース』装着。この強すぎる3点セットに、プロが飛び付くのも無理はない。

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    ツアー供給された『スクエア2スクエア』をバスの中で大量撮影!

    ひと通り転がしてみると、たしかにフェース開閉がない。そして、ヘッドの重心にシャフト軸が向かっているため、ヘッドを軽く感じてスムーズにヘッドが前に出る。少し面食らったのが、アドレスで意外にロフトが見えて、転がりが遅かったこと。担当者はすかさず「ハンドファーストで構えることを前提にした、オンセット設計なので、ロフトは通常よりも3.3°寝た6.3°です。フォワードプレスを入れてハンドファーストに打ってみてください」と言う。
     
    勧めに応じると、特に『ジェイルバード』形状で極めてオートマチカルな動きに感動。入射角が低い位置から来やすいため、上下の打点ブレにも強くなる人も多そうだ。かつての『バックストライク』ほど勝手にヘッドが前に出るわけでなく、スピードのコントロールにも優れて感じる。また、少し前の『トウアップ』と違い、Ai-ONEインサートのショートしづらい利点も感じる。

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    冬の高速グリーンに良さそう!


    オデッセイが「L.A.B. GOLFの特許侵害をしていない」ことにホッと胸を撫で下ろしたが、同時にハンドファーストで構え慣れない記者にとっては「ロフトが多すぎる」と感じたのも正直なところ。L.A.B. GOLFはロフト3度が基本なため、これより転がりが控えめになる可能性大だ。

    ただ、昨今グリーンが速めのコースも増えているし、ちょうど今も冷え込んでグリーンが仕上がったコースも多いため、ちょうどいいかもしれない。ジャストタッチが求められるグリーンほど、フェース開閉をミスすると曲がりが大きくなるのだから。(編集部M・K)

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