なんじゃこれ!? 森田理香子のペラペラ4番アイアンを激写! こんなクラブで打てるんですか?
今季ツアー復帰を果たし、圧倒的な飛距離を見せた森田理香子。女子プロのバッグに入っているのが珍しい4番アイアンの詳細をレポートしたい。
配信日時:2024年7月8日 01時00分
今季ツアー復帰を果たし、圧倒的な飛距離を見せた森田理香子。先日彼女を取材すると、4番アイアンを見せてくれた。今どきの女子プロが使うのは珍しいロングアイアンの詳細をレポートしたい。
4番アイアンは、『PRGR 01 IRON』ヘッドに『DG105 S200』シャフトを採用している。
「今は女子プロでも7番アイアンまで抜いている人がいますよね。でも私はフェースをけっこう返すタイプなので、上からヘッドが入りやすい。ユーティリティよりアイアンの方が得意なんですよ。ユーティリティはどこに飛んでいくかわからないので、好きじゃないんです。コースによって4番アイアンを抜いてフェアウェイウッドを入れることもあります」
本人の表現で「ユーティリティはしゃくれていて、フェースが上を向いているので打ちづらい」との表現があった。おそらくソール幅が広くて払い打つイメージになってしまうのが、上から打ち込む森田にとっては打ちづらい要因だと思われる。
『PRGR 01 IRON』ヘッドはかなり難しいアイアンのように感じるが、実際はどうだろうか?
「プロギアのアイアンの中で3タイプあって、一番ハードなモデル。もう少しロフトが立った『PRGR 02 IRON』もありますが、それで打つとロフトが立っていて飛び過ぎちゃう。こういう小型ヘッドの方がフェースターンしやすくて、打ちやすいんです。さすがに今はマッスルバックとかは打てませんが(笑)」
森田はドライバーの平均飛距離260ヤードを超えるハードヒッター。そのヘッドスピードがあってこそ、ペラペラの4番アイアンを使いこなせるのだろう。
使用シャフトの『DG105 S200』の感触はどうか?
「昔は『N.S.プロ 950 GH』を使っていて、『DG』は男子プロが打つものだと思っていましたが、試してみたら意外と打ちやすかった。ヘッドが走りすぎないのがいい。ほかのシャフトだと左に飛ぶ場合もあるので、『DG』は振りやすいですね」
なんとも『男前な』アイアンセットを打ちこなす森田。高弾道で飛んでいくスイングを見ると、アマチュアからすればうらやましい限りだった。
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