3月7日に発売されたピンの『s159』と、3月8日に発売されたボーケイの『SM10』。注目度の高い2モデルだったが、発売初週のランキングでは『SM10』が驚異的なセールスを記録して1位。『s159』も新シリーズとしては大健闘の2位だった。『SM10』の評判について、二木ゴルフ木更津店の店長・村上正信さんに話を聞いた。

「やっぱりボーケイ人気はすごいですね。今作も発売前からの予約数がすごく多かったです。長年、ボーケイを使っていた人がそろそろ溝も減ってきたので買い替えるというパターンもありますし、新モデルが発売されるタイミングで、2年に1回スイッチする人もいます。購入者としては中級者以上のアスリートゴルファーがメインです。10年以上ボーケイを使い続けているというお客さんも珍しくありません」
 
2位の『s159』については？
 
「元々、ボーケイは約20年間もウェッジで人気No.1のクラブです。相手が強すぎましたが、『s159』も評判はいいですし、カッコイイという声もあります。これからに期待したいです」
 
『s159』も発売初週のセールスとしては上々のスタート。女子ツアーで鈴木愛が7年ぶりにウェッジを『s159』に変えて初優勝したというニュースもある。
 
鈴木愛は「構えたときにしっくりきました。私はスピンがかかりすぎるほうですが、それもないですし、開いて構えたときにリーディングエッジが出過ぎていないのがいいんです」と『s159』を評価して、7年ぶりにギアを変更したという。今後は『s159』が絶対王者ボーケイに迫る可能性もあるだろう。
 
（ウェッジ売り上げランキングトップ3）
1位　タイトリスト　ボーケイSM10
2位　ピン　s159
3位　フォーティーン　DJ-6
※データ提供：矢野経済研究所

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