シン貧打爆裂レポート『JAWS FORGED ウェッジ』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂を検証します!
配信日時:2023年6月21日 23時57分
注目ポイント
『JAWS FORGED ウェッジ』は、2023年3月24日にキャロウェイから発売されました。
人気の『JAWS ウェッジ』の軟鉄鍛造バージョンで、二代目になります。
ロフトは、46~60度の間の2度刻み。ヘッド仕上げは、クロムメッキとチャコールブラックの2種類があります。
『JAWS FORGED ウェッジ』のコピーは、“生溝と軟鉄鍛造の融合が、極上の打感とパフォーマンスをもたらす”です。ツアーウェッジらしいコピーで、「生溝」が注目させられます。
生溝は、「マイクロフィーチャー」のことです。溝と溝の間に小さな凸部を構成してスピン性能を向上させるテクノロジーなのですが、軟鉄鍛造のウェッジでは初めての採用になります。
『JAWS FORGED ウェッジ』で最も気になったのは、リーディングエッジが丸くなって(54~60度)、ヒールサイドもネックサイドの曲線が美しく締まって、丸いウェッジが好きなゴルファーにはたまらない雰囲気になったことです。
日本のオールドゴルファーには、こういうフォルムのウェッジが大好きな人がけっこういるので、ノスタルジーな1本としてバッグに入れたいと即決する例もありそうです。
他にもテクノロジーがあります。
「タングステン・テクノロジー」は、バックフェースの4つの穴(ウェイトポート)のトウ側にロフト別にウェイトを入れることで、開いて使ったときの当たり負けを軽減して、イメージ通りに打ちやすくなるものです。トウ側の1つ目にタングステンが入っているのは、ロフト54度、56度。トウ側2つに入っているのが、58度、60度となっています。
試打した日は、晴れで、気温は15℃~22℃。微風、地面は少しやわらかい状態でした。
使用したボールは、使い慣れていて、クラブの影響だけに集中できる『TOUR B X』です。
試打した『JAWS FORGED ウェッジ』のスペックは50度、56度、58度。仕上げはクロムメッキ。シャフトはダイナミックゴールドです。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』