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シン貧打爆裂レポート『JAWS FORGED ウェッジ』

シン貧打爆裂レポート『JAWS FORGED ウェッジ』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂を検証します!

配信日時:2023年6月22日 08時57分

ロマン派ゴルフ作家語る

『JAWS FORGED ウェッジ』は、ヘッドが小さめなものの、大きく見える工夫もあり、面白いです。やさしく感じます。
シェイプは、丸めで、特徴的ではありますが、直線的なシェイプが好きなゴルファーへの配慮も感じさせます。

クロムメッキは、フェースがノーメッキで、使用していると模様のように黒ずみなどが出てしまう点が、個人的にはマイナスで、ノーメッキでなくとも良かったような気がしました。
フェースを触ると、ザラつき感が強く、小さな力でもスピンが掛かりそうな雰囲気があります。

オートマチックに同じ球種を打つのが好きで、そういうツアーウェッジを使いたいゴルファーに『JAWS FORGED ウェッジ』をオススメします。
色々な球種が打てるのがツアープロだという考え方もありますが、実際はツアープロであっても基本の球種でほとんどのアプローチをするというパターンも多いのです。『JAWS FORGED ウェッジ』は、難しく考えないという新しい時代のウェッジだとも言えます。

試打ラウンドをしながら、『JAWS FORGED ウェッジ』は、色々なレベル、様々なタイプのゴルファーが使えるように工夫されていると感じました。
ホンモノのツアーウェッジだというプライドを感じる部分もあるので、広い意味で完成度が高いウェッジということになるのかもしれない、と考えたりもしました。

軟鉄鍛造ではない『JAWS ウェッジ』もあるので、こだわりがあるゴルファーに向けて『JAWS FORGED ウェッジ』は仕上げられているのです。そういう意味では、素晴らしい完成度だと感心できます。
でも、そういう狭いターゲットに特化はしていないのです。

『JAWS FORGED ウェッジ』は、今という時代を象徴するような1本です。
ウェッジというクラブは相性があって、合う合わない、があります。『JAWS FORGED ウェッジ』は、一見、それを超越しそうに感じますが、逆なのだと強く感じました。
合う人には、徹底的に合うようにできているのです。個人的には、そういう『JAWS FORGED ウェッジ』こそ、ツアーウェッジとして正しい時代が来たのだ、と感じました。

試打クラブスペック

『JAWS FORGED ウェッジ』

ヘッド素材 軟鉄鍛造
ロフト 50度、56度、58度(46~60度、2度刻みであり)
ライ角 64度
シャフト Dynamic Goldバーガンディ(S200)
(N.S.PRO 950GH neo、N.S.PRO MODUS3 TOUR115もあり)

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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