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    「こんなボールは今までにない!」2人のゴルフライターが飛距離特化の『スリクソンXmaX』に驚愕した理由

    ツアープロから高い支持を受けるダンロップ「スリクソン」ブランドから発売されている“飛距離特化型”の最新ボールが『スリクソンXmaX』だ。2017年の初代『スリクソンX』から4代目となる今作は、どんな進化を遂げているのか。最新ギアやトレンドに精通する2人のゴルフライター、鶴原弘高氏と小倉勇人氏に『スリクソンXmaX』の性能を分析してもらった。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年5月28日 03時00分

    • PR記事
    • ギア
    • スリクソン
    • ボール
    • ダンロップの最新ディスタンス系ボール『スリクソンXmaX』。発売前に実施したモニター調査で7割を超えるアマチュアゴルファーが飛距離アップを実感するなど、大きな話題を呼んでいる
    • 写真左がギアの最新トレンドに精通し、試打レポートをこなすゴルフライター鶴原弘高氏。写真右はクラフトマン、フィッター、ゴルフライターなど、さまざまな顔を持つギア通の小倉勇人氏
    • 今回は上総モナークカントリークラブの10番ティイングエリアでテストを実施。マイドライバーを使って定番のスピン系ツアーボールと『スリクソンXmaX』を順番に打ち、計測値やフィーリングの違いをチェックした
    • 『スリクソンXmaX』の打感に懐疑的だった鶴原氏だが、コースでの実打でその印象は180度変わったようだ
    • 最近、飛距離の低下を感じていたという小倉氏。鶴原氏以上にツアーボールと『スリクソンXmaX』で大きな飛距離差が出ていた
    • テストを終えた鶴原氏と小倉氏。『スリクソンXmaX』は“今までにない新しいディスタンス系ボール“と驚きを隠せない様子だった
    この記事の写真 8 枚を見る

    飛距離特化型ボールの最新モデル『スリクソンXmaX』

    ダンロップが4月5日から発売しているディスタンス系ボールの最新モデルが『スリクソンXmaX』だ。

    ダンロップの最新ディスタンス系ボール『スリクソンXmaX』。発売前に実施したモニター調査で7割を超えるアマチュアゴルファーが飛距離アップを実感するなど、大きな話題を呼んでいる

    ダンロップの最新ディスタンス系ボール『スリクソンXmaX』。発売前に実施したモニター調査で7割を超えるアマチュアゴルファーが飛距離アップを実感するなど、大きな話題を呼んでいる

    『スリクソンX』シリーズは、“ドライバーの飛距離に特化したボール”として、2017年に初代『スリクソンX』を発売。ルール適合で、競技でも使えるR&A公認球でありながら、他のボールを圧倒する高打ち出し・低スピン弾道で飛距離が伸びると多くのゴルファーを魅了してきた。同シリーズのボールは、プロのドラコン競技で公式球としても採用されており、飛距離に強いこだわりを持つドラコンプロからも高い支持を受けている。まさに、究極の飛びを追求してきたシリーズなのだ。
     
    一方で、初代からずっと課題としてきたのが、ディスタンス系ボールにありがちな打感の硬さだ。ゴルフのボールにおいて、打感のソフトさと反発力はトレードオフの関係にあり、初速性能を高めるほど、打感は硬くなりやすい。この課題をクリアすべく、ダンロップでは10年以上の開発期間をかけ、数百を超える試作を繰り返して、ボールのコア、ミッド層、カバーの改良を繰り返してきた。
     
    そして今回、満を持して最高傑作とも呼べる『スリクソンXmaX』をリリースしたのだ。新開発の「XmaXコア」はソフトに仕上げながら、ボール全体の高度差を小さくすることで、過度な変形を防ぎ、効率的にインパクトのエネルギーを初速に変換。第2層の「スーパースピード ミッド」や「H.R.カバー」の素材・配合を工夫することで、前作を上回る高打ち出し・低スピンの弾道を実現している。ボール全体をソフトに仕上げながら、飛距離性能を高めることに成功したのだ。
     
    ここで気になるのは、『スリクソンXmaX』の飛距離性能、そして打感がどれほどソフトに仕上がっているかと言うことだ。今回は最新ギアに精通する2人のゴルフライターに『スリクソンXmaX』のテストを依頼。弾道計測器『GCクワッド』を使用して、ボールの飛距離性能やフィーリングについて細かくチェックしてもらった。

    ドライバーの弾道を変えたいなら、ボールを替えるのが一番カンタン

    写真左がギアの最新トレンドに精通し、試打レポートをこなすゴルフライター鶴原弘高氏。写真右はクラフトマン、フィッター、ゴルフライターなど、さまざまな顔を持つギア通の小倉勇人氏

    写真左がギアの最新トレンドに精通し、試打レポートをこなすゴルフライター鶴原弘高氏。写真右はクラフトマン、フィッター、ゴルフライターなど、さまざまな顔を持つギア通の小倉勇人氏

    『スリクソンXmaX』のテストを始める前に、鶴原、小倉の両氏にゴルフにおけるボール選びの重要性について聞いてみた。
     
    鶴原 飛距離を伸ばしたいと考えるなら、クラブ選びももちろん大切ですが、どんなボールを使うかも大切なポイントです。
     
    小倉 自分に合ったクラブを使えば、間違いなく飛距離は伸びますが、ヘッドやシャフトを選び、長さやバランスを最適に調整するとなると、相応の時間と手間がかかりますね。
     
    鶴原 練習してスイングを向上させたり、トレーニングで体力アップするのも1つの方法ですが、これもかなりの時間と労力がかかります。そんな中で、実はもっとも手軽に弾道を変えて、飛距離を伸ばせる可能性を秘めているのが飛ぶボールを使うことではないでしょうか。
     
    小倉 私はミスした時に、予想外の球筋にならないことが大切と考えています。その意味でも、飛ぶボールは有効だと思いますね。反発力が高ければミスヒットでも初速の低下を抑えられますし、高さが出るボールならキャリーも落ちにくくなるでしょう。
     
    鶴原 スピンの少ないボールは、曲がり幅を抑えることにもつながります。インパクトでフェースが開いて、スライスを打っている人などは、曲がりを抑えながら、飛距離を伸ばすことができますよ。
     
    小倉 そう考えると『スリクソンXmaX』が追求してきた性能は、アマチュアゴルファーにとって非常にメリットが大きいと言えそうですね。
     
    鶴原 そうですね。ただ低スピン過ぎてボールが上がり切らない可能性もありますし、何より打感ですよね。ソフトになったと言っても、ディスタンス系ボールなので限界がありそう……。
     
    小倉 私は元々硬めの打感が好きで、今、使用しているスピン系ボールも硬いモデルを選んでいます。なので、打感はあまり気にならないかもしれませんが、鶴原さんは打感にこだわりが強いですよね。
     
    鶴原 やっぱりソフトなほうがいいですし、フェースに乗る感触がないとイヤですね。
     
    小倉 せっかくなので今回は、定番のスピン系ボールと打ち比べながら『スリクソンXmaX』のテストをしていきましょう。飛距離性能と打感の両立がどこまで進化しているのか見るには、それが一番分かりやすそうです。
     
    鶴原 スピン系ボールとの差が気になる人が多いでしょうし、それがいいですね。厳しい目で『スリクソンXmaX』の性能を見ていこうと思います。

    今回は上総モナークカントリークラブの10番ティイングエリアでテストを実施。マイドライバーを使って定番のスピン系ツアーボールと『スリクソンXmaX』を順番に打ち、計測値やフィーリングの違いをチェックした

    今回は上総モナークカントリークラブの10番ティイングエリアでテストを実施。マイドライバーを使って定番のスピン系ツアーボールと『スリクソンXmaX』を順番に打ち、計測値やフィーリングの違いをチェックした

    鶴原「全然曲がらない。それに不思議なやわらかさがあって気持ちいい打感です」

    『スリクソンXmaX』の打感に懐疑的だった鶴原氏だが、コースでの実打でその印象は180度変わったようだ

    『スリクソンXmaX』の打感に懐疑的だった鶴原氏だが、コースでの実打でその印象は180度変わったようだ

    最初にテストを行ったのは鶴原氏。スピン系のツアーボールを打つと、以下のような数値だった。
     
    ボール初速 64.0m/s
    打ち出し角 12.9度
    スピン量  2,470rpm
    キャリー  241ヤード
     
    続いて、『スリクソンXmaX』をテストした数値がこちら。
     
    ボール初速 64.5m/s
    打ち出し角 13.4度
    スピン量  1,817rpm
    キャリー  251ヤード
     
    「正直驚きました。スピン系ボールと比べても、遜色ない打感のやわらかさがあります。ボール全体がやわらかくなっていて、そこまでつぶれずグッと押し込んでいける今までに体験したことのない打感でした。中身がギュッと詰まっているというか、手応えも感じられるのです。あとは打音が低めで心地良いことも特徴的です。人によってはスピン系ボールよりやわらかいと感じるかもしれません」(鶴原)
     
    そして、鶴原氏が打感以上に驚いたのが、『スリクソンXmaX』のミスヒットへの強さだ。
     
    「とにかくサイドスピンが少なくて、全然曲がりません。スイングミスで“右プッシュした”と思っても、実際の弾道はほんの少しボールが右に飛び出しただけで、ターゲットからほとんどズレていませんでした。スピンを少なく抑える性能は、ボールの曲がりを小さくすることにもつながっています。芯を喰えば高弾道・低スピンで飛びますし、ミスしてもケガは最初限。打感も想像以上に良かったですし、本当に良いボールですよ」(鶴原)
     
    小倉「楽に振っても安定して240ヤード超え。ボールに頼って飛ばしたくなってきました」

    最近、飛距離の低下を感じていたという小倉氏。鶴原氏以上にツアーボールと『スリクソンXmaX』で大きな飛距離差が出ていた

    最近、飛距離の低下を感じていたという小倉氏。鶴原氏以上にツアーボールと『スリクソンXmaX』で大きな飛距離差が出ていた

    小倉氏のスピン系ツアーボールの数値は以下のようなものだった。
     
    ボール初速 61.2m/s
    打ち出し角 13.5度
    スピン量  2,299rpm
    キャリー  229ヤード
     
    「45歳を超えて、ヘッドスピードが明らかに落ちてきたのを感じていて、最近はトレーニングをしています。以前はコンスタントに240〜250ヤード飛ばせていましたが、今はミスをすると230ヤードを切ることもあります。実際、今日のテストでもスピン系ボールでスイングミスをするとキャリーが極端に落ちていました」(小倉)
     
    一方で、『スリクソンXmaX』を打つと、安定して240ヤード以上の飛距離をマークしていた。
     
    ボール初速 61.9m/s
    打ち出し角 16.2度
    スピン量  2,054rpm
    キャリー  241ヤード
     
    「インパクトでボールの反発性能が高くて、しっかり初速が出てくれますし、何より打ち出し角が圧倒的に高いですよね。パワーが落ちて、高さを出しづらくなったことがキャリーダウンの大きな要因でしたが、『スリクソンXmaX』なら楽に高弾道・低スピンのボールが打てます。何より驚いたのは、ミスしてもほとんど飛距離が落ちないことです。スピン系ボールは10ヤード以上の差が出ていましたが、『スリクソンXmaX』は曲がりも少なく、安定した弾道で240ヤード以上、飛んでくれました。飛距離の衰えをボールでカバーするのは間違いなくアリですよ」(小倉)
     
    『スリクソンXmaX』はロングショットが楽になって間違いなくスコアアップできる!

    テストを終えた鶴原氏と小倉氏。『スリクソンXmaX』は“今までにない新しいディスタンス系ボール“と驚きを隠せない様子だった

    テストを終えた鶴原氏と小倉氏。『スリクソンXmaX』は“今までにない新しいディスタンス系ボール“と驚きを隠せない様子だった

    『スリクソンXmaX』のコースでの実打を終えた鶴原氏と小倉氏は、「ディスタンス系ボールのイメージが変わった」と口を揃える。
     
    小倉 今までディスタンス系ボールと聞くと、カチカチの硬い打感をイメージする人がお多かったでしょう。正直、我々もそうでしたが、今日その常識は大きく変わりましたね。
     
    鶴原 ここまでソフトな打感に仕上がっているとは思いませんでした。『スリクソンXmaX』はフィーリングにこだわるゴルファーでも満足できる性能に仕上がっていることは間違いありません。
     
    小倉 私が愛用している硬めのスピン系ボールのフィーリングに限りなく近づいていると言えますね。
     
    鶴原 その上で、結果も出るんだからすごいですよ。今よりもっと飛ばしたいと考えたら、より打ち出しを高く、スピンを少なく抑えたいですが、『スリクソンXmaX』はそれを高い次元で叶えてくれます。スピン系ボールよりも数百回転はスピンが減って、高さも出るから安定してキャリーを出せますよ。
     
    小倉 8番アイアンを使ったテストも面白かったですね。スピンが減って飛び過ぎたりするかと思いましたが、しっかりタテ距離が揃うので、すごく実戦的だと感じました。

    今回はドライバーだけでなく、8番アイアンを使ったテストも実施。スピン系ボールと打ち比べると『スリクソンXmaX』は打ち出しがやや高くなり、低スピン化して、キャリーはほぼ同じという結果だった

    今回はドライバーだけでなく、8番アイアンを使ったテストも実施。スピン系ボールと打ち比べると『スリクソンXmaX』は打ち出しがやや高くなり、低スピン化して、キャリーはほぼ同じという結果だった

    鶴原 ドライバーで見られた弾道安定性の高さが、アイアンではキャリー飛距離に表れた印象でしたね。一定の打ち出し角、スピン量のボールが打てるので、タテ距離のブレがすごく小さくなっていました。 
     
    小倉 スピンが減るぶん、風に強い球になりますし、それでいて高さがあるからグリーンにも止まってくれます。オートマチックに、狙った距離にボールを飛ばせるので、グリーンを狙うのがすごくやさしくなりますね。
     
    鶴原 スコアメイクにはショートゲームが大事と言われますが、アマチュアゴルファーにとってはむしろ“ロングゲーム”の安定感の方が重要です。ドライバーが曲がらず、しっかり飛んでくれて、グリーンを狙うショットも安定していれば、ゴルフが劇的に楽になりますし、スコアも良くなるはずです。その意味で、『スリクソンXmaX』は、スコアアップを目指すゴルファーにもおすすめなボールだと言えますね。
     
    小倉 私のように飛距離ダウンを感じているゴルファーや、もっと飛ばしたいと考えるゴルファーにも『スリクソンXmaX』を試してほしいですね。圧倒的にボール初速が出て、高弾道・低スピンのボールが打てますから、ドライバーの飛ばしをより一層楽しめるはずです。
     
    スピン系ボールに匹敵するソフトな打感、高い反発性能、安定した高打ち出し・程スピン弾道による飛び、そしてミスヒットへの圧倒的な強さを備えた『スリクソンXmaX』は、今までになかった全く新しいタイプのディスタンス系ボールなのだ。もし、ドライバーなど、ゴルフの“ロングゲーム”に悩んでいるなら、ぜひ一度試してみてほしい。その飛びと方向性に驚くこと間違いなしだ。


    スリクソン XmaX 購入はこちら(Victoria Golf)

    取材協力/上総モナークカントリークラブ 
    撮影/近澤幸司 
    構成/田辺直喜

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