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    テーラーメイドだけじゃない! ヤマハのカーボンフェース2種をツアーでキャッチ

    今週の男女ツアーで、ヤマハの契約選手たちが新ドライバーをテストしている。フェースには『OCTA ANGLE CARBON FACE』と刻印、カーボンフェースが搭載されているようだ。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年8月8日 23時13分

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    ヤマハの新ドライバーはカーボンフェース搭載。上が『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』で、下が『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』
    ヤマハの新ドライバーはカーボンフェース搭載。上が『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』で、下が『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』 (撮影:近澤幸司)
    • 左が『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』で、右が『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』
    • 左が『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』で、右が『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』
    • ツアープロや上級者が好む小ぶりな『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』
    • 投影面積が大きくアベレージゴルファーが構えて安心感がある『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』
    • 神谷そらは『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』をトーナメント会場でテスト
    • 今平周吾は初日に新ドライバーを投入
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    左が『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』で、右が『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』
    左が『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』で、右が『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』
    ツアープロや上級者が好む小ぶりな『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』
    投影面積が大きくアベレージゴルファーが構えて安心感がある『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』
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    左が『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』で、右が『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』 (撮影:近澤幸司)

    今週、男子ツアーは「横浜ミナト Championship 〜Fujiki Centennial〜」、女子ツアーは「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が開催。どちらの会場でも、ヤマハの契約選手たちが新ドライバーをテストしている。フェースには『OCTA ANGLE CARBON FACE』と刻印、カーボンフェースが搭載されているようだ。

    女子の会場ではヘッド形状が異なる『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』と『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』をキャッチ。インプレスシリーズといえば、アベレージゴルファー向けのやさしいモデルで、ツアープロはアスリート向けのリミックスシリーズを使ってきた。見たところ、『TYPE/D』は投影面積が大きく安心感があり、『TYPE/S』は少し小ぶりで球を操りたい上級者が好むデザインとなっている。

    実際、ロフトのラインナップは『TYPE/D』が10.5度と11.5度の高ロフト側に、『TYPE/S』は9.5度と10.5度の低ロフト側に振ってある。現行モデルの『inpres DRIVESTAR』は1種類のヘッドで、ロフトのラインナップが9.5度、10.5度、11.5度の3種類だった。新ドライバーは2種類のヘッドで、より幅広いレベルのゴルファーが使えるようにという意図が見える。

    女子では神谷そら、永井花奈、高木優奈の3人がコースでテスト。ヤマハの女子ツアー担当、片岡裕次氏によると、「顔が良くて構えやすいし、打感も良いしとポジティブな意見が多かったですね」と好感触を得ている。

    それでも今週の即投入はなさそう。「3人がいま使っているのがリミックスで、シビアなロフト設計で球の高さが抑えられています。それに比べて新ドライバーは球が上がりやすい。飛ばないというわけではないですけど、現状はランが出にくくなっています」と片岡氏。調角機能がないこともあり、実戦投入にはもう少し調整が必要となりそうだ。

    神谷そらは『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』をトーナメント会場でテスト

    神谷そらは『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』をトーナメント会場でテスト (撮影:ALBA)

    カーボンフェースといえば、ステルスシリーズやQi10シリーズに代表されるテーラーメイドを思い浮かべる人が多いだろう。今では打感が気になる人はいなくなったが、ヤマハのカーボンフェースはどうなのか。ツアーで3本の指に入る飛ばし屋でもある神谷は小ぶりな『TYPE/S』をテストし、「打感はやわらかいと思います。私自身は食いつきがある方が好きなので、いままでのモデルより食いつきはあるかな」と語る。

    また、飛距離については「標高が高いのもあるかもしれないけど(笑)、数値的にはこれまでと同じくらい。最初からいい数字が出ているので、調整してさらに伸びていってくれれば」と期待をよせる。現在、神谷はドライビングディスタンスで3位(262.68ヤード)につけており、新ドライバーが2年連続のドラディス女王へ大きな武器となるかもしれない。

    男子ツアーでは今平周吾と藤田寛之がテストし、今平はすでに新ドライバーで初日を戦っている。ウッド部門で国内メーカーは、テーラーメイド、キャロウェイ、ピンといった海外メーカーに押され気味だが、男子プロも使えるカーボンフェースのアベレージモデルに期待したい。

    今平周吾は初日に新ドライバーを投入

    今平周吾は初日に新ドライバーを投入 (撮影:上山敬太)

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     ●今年はミニドライバーが発売されて、話題となっている。ティショットに悩んでいる人は、関連記事【僕らでも『ミニドライバー』は使える! どう選べばいい? 短尺・小型の人気モデルの顔と性能を比較】を読んで、モヤモヤをスッキリさせよう。

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