後出し『MAX』に期待!プロギア『RS X』ドライバー3機種、7月12日デビュー
各社に『MAX』と名の付くモデルが増えたが、後出しジャンケンは強い!?
配信日時:2024年6月4日 00時47分
プロギアから、新作ドライバーのアナウンス。「ゴルフを真剣に楽しむアスリートゴルファー向けの『RS』シリーズをフルモデルチェンジし、従来品を上回る初速性能と強弾道にやさしさをプラスした『RS X』シリーズから、ドライバー3モデルを7月12日から発売します」と、同社。
これまで2016年から「リアル・スポーツ」の略として『RS』シリーズを重ねてきた同社。マイナーチェンジではなく「フルモデルチェンジ」して製品世代を抜本的に切り替えるため、末尾にXを付けて『RS X』シリーズとした。とはいえ、各モデルの名称は下記のように継続されるものの、注目はこれまで無かった『MAX』と名の付くモデルだろう。
「操作性が高く、叩いても左に行きにくい強弾道の『RS F DRIVER』(数量限定モデル)、ニュートラルな重心設計で高い操作性と強弾道で飛ばす『RS DRIVER』、シリーズ最大の慣性モーメントでブレないやさしさと強弾道を両立した『RS MAX DRIVER』をラインアップし、ゴルファーのスイングタイプや求める弾道に合わせて選択できる構成となっています」(同社広報)
既に谷原秀人らが『RS MAX』をテストしてコメントしているが、寛容性を追求したモノが加わるのはプロだけでなく、我々アマチュアに有り難い限り。そして、最後発のMAXにて「後出しジャンケンは強いのでは?」との期待感も漂う。具体的に、フルモデルチェンジにあたってどんな設計におけるアップデートがあるのか。
「RS Xドライバーは【精密4点集中フェース】【CNC ミルド X フェース】【Wソール】【シームレスフルチタンボディ】【ギリギリ設計&ギリギリ管理】といった従来からの技術をさらに進化させ、これまで以上の初速性能を実現しました。今回新たに開発した【Xカートリッジ】により、従来のシャフト軸と装着ネジをずらした【軸ズレ構造】で広初速性能を維持しながら、弾道調整幅を4方向に拡大。
より多様な弾道調整が可能になりました。さらに、ヘッドの形状、内部設計を見直し従来品より低重心化することで、バックスピン量が軽減し強弾道となり、さらなる飛距離アップを図っています。プロギアは、同時に『RS X』シリーズから従来品を上回る初速性能と強弾道にやさしさをプラスしたフェアウェイウッドとユーティリティも発売します」(同社広報)
この新たなスリーブ構造【Xカートリッジ】の採用で、フェースのヒール側のたわみを犠牲にせず高初速エリアを拡大できる上、調整幅が広がるのも嬉しいポイント。純正シャフト装着の税込価格は、限定モデルの『RS F』が95,700円、『RS』が93,500円、「ギリギリ×ベリーイージー」で左右MOIが5,300g・cm²の『RS MAX』も93,500円となる。