ジョン・デーリーも使う米国産 “地クラブ”を日本のツアーで発見! SUB70ってどんなアイアン?
「スターツシニア」でシニアデビューした菊池純のバッグを除くと、見慣れない黒いヘッドのアイアンが入っていた。
配信日時:2024年6月21日 00時05分
前週行われた「スターツシニア」でシニアデビューを果たした菊池純。「もうちょっとできた感はあります」と、3月に両ヒザを痛めた影響もあり、3日間トータル5アンダー・22位タイで大会を終えた。
菊池はレギュラー時代、2007年の「サン・クロレラクラシック」で初優勝。11年の同大会では、第2ラウンドに8連続バーディを達成し、これは今でも同一ラウンドでの連続バーディ記録となっている。10年前からはさまざまな地クラブを扱うゴルフショップ『EUROZ GOLF(ユーローズゴルフ)』を東京六本木にオープンし、社長の顔も持つ。近年は下部のABEMAツアーで「試合勘をなくさないように準備をしてきた」。
そんな菊池のバッグをのぞいてみると、ツアーではあまり見かけない黒いヘッドのアイアンが入っていた。これは米イリノイ州で生まれたSUB70(サブセブンティ)の『659 CB FORGED』。メジャー2勝のジョン・デーリー(米国)も使う知る人ぞ知るブランドで、菊池が社長を務めるEUROZ GOLFや太平洋クラブのほか、全国の一部の工房で取り扱っている。
「アイアンはシルバーとか黒とか色を選べて、ヘッドのタイプも何種類かある。試しに打ったらすごく良くて、打感がめちゃくちゃやわらかいんですよ」と、1年半前から使い続けている。どんなアイアンなのか? 「アメリカっぽいアイアンで、プシュッと吹け上げるんですよ。スピンは入りやすいから、そのぶん飛ばなかったりするけど、ドーンと飛ぶよりはいい感じです」。
少しグースが入っているのも特徴で、「僕はストレートネックが好きではない。たまたまグースが入っているからそれも良かったです」という。シニアツアーでは用品契約を結ぶ選手が少ないため、菊池社長が活躍すれば、今後使用者が増える可能性もありそうだ。
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